一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

年金記録不備問題

2007-06-12 | よしなしごと
素朴な疑問なのですが、記録に2000万件近い不備があるのですから、問い合わせ窓口などを作ってあげくのはてにシステムをダウンさせたりするよりは、最初から社会保険庁の認識している加入データを全加入者に通知して、おかしいと思う人に訂正を申し出てもらうようにしたほうが事務手間も少なく、漏れもなくなるように思うのですが。
(生命保険などは「契約内容のご通知」って来ますよね。)

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HOYAのTOB延期

2007-06-12 | M&A

新聞記事レベルしかフォローしていなかったので、とりあえずメモ

HOYAがペンタックスへのTOB延期、金融庁の指摘でスキーム調整
(2007年6月11日(月)19:36 ロイター)

 HOYAは11日、ペンタックスへのTOB(株式公開買い付け)開始時期を当初予定の6月上旬から6月中旬以降に延期すると発表した。  
HOYAのIR・広報グループは詳細な理由を明らかにしなかったが、関係筋によると、6月27日のペンタックス株主総会をまたいで実施するTOBのスキームが金融庁から問題視されたためという。  
 従来のスキームでは、6月27日以前はペンタックス株99%の取得がTOBの成立要件。総会前は成立不可能な条件にしておくことで、総会で配当引き上げなどの特別動議が出た場合にこうむる不利益を避ける狙いがあった。総会後に50%超まで引き下げて成立要件を緩和するが、金融庁からは株主の混乱を招くと指摘されていたという。  
 具体的な開始時期は詳細が決まり次第、発表するという。

ちょっとわかりにくいのでもうひとつの記事

HOYAのTOB条件に金融庁難色 開始遅れる可能性
(2007年6月9日(土)08:02 朝日新聞)  

 TOB期間中のペンタックス株主総会で仮に増配が認められると、HOYAにとっては買収する企業価値が下がってしまう。HOYAはこのためTOBの買い付け予定株式数の下限を、現実にはすぐに取得不可能な99%とし、増配が認められなかった場合に50%に引き下げるという条件にした。これは事実上、増配が認められればTOBが不成立になることを意味する。

TOBのタイミングがずれこんでしまったので、HOYAとしてはペンタックスの経営陣の最後の抵抗の可能性を技術的に排除しようとしたことが、「わかりにくい」とされたということなんだと思います。

HOYA側としては、結果が実現されればTOB自体を延期しても牽制球としての役割は果たしたからよし、ということなのかもしれません。

でも、今後「牽制球」だけが目的のTOBが頻発すると、それはそれで相場操縦(ボーク?)にならないんでしょうか・・・

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