渋谷温泉施設爆発 運営会社など捜索 ガス排出装置異常か
(2007年6月20日(水)16:00 産経新聞)
調べによると、爆発した別棟地下1階には温泉くみ上げ装置があり、地下1500メートルの地点から源泉をくみ上げていた。源泉にはメタンを主成分とする天然ガスが含まれるため、発生したガスを排出・分離する装置が設置されていた。
別棟地下の機械室では、(1)地下からの湧出(ゆうしゅつ)時に発生するガスを天井部の換気扇で排出(2)ガスセパレーターでガスを分離(3)源泉槽にたまったガスを排出-の3段階でガスを排出していた。しかし、現場にガス検知機はなかったという。
メタンガスは二酸化炭素の21倍もの温暖化効果があるといわれていますが、温泉のくみ上げに伴うガスはそのまま排出しているようです。
ということは、地下からむりやりくみ上げて地中にあったメタンガスを放出してしまう温泉というのは、地球に優しくない施設ということなんですね。
日本は環境技術で世界に貢献、と言ってますが、このへんはどう考えればいいのでしょうか。
給湯のボイラーで一緒に燃やすとかの技術開発をしてもいいような感じもします。
昔、酪農の牛のゲップに含まれるメタンガスも合計するとかなりの量になるというテレビの番組を見たことがあります。
ということは、人間についても同じことが言えますね。
ECOを意識するとおちおち屁やゲップもできない、ということになりますが、レジ袋にしろ地道な努力が大事なのかもしれません。
もっとも努力して屁やゲップが減るのかどうかはは定かではありませんが。