多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

撤去はどうなった? 川の上の首都高

2016-10-31 | Weblog
以前、日本橋の上の首都高が目障りで景観破壊だから撤去しようとの話がありました。

が、最近はあまり聞かなくなった。

高速道路の上を走っていればいかにも先進国の気分になりますが、写真みたいに橋の下は暗い。

戦前まだ残っていた水辺の景観が壊され木造アパートみたいに陰気で貧乏くさい戦後の昭和が居座っています。

昭和の五輪で景観破壊も考慮せずにこんなのを作ったのだから、次の東京五輪では撤去してもいい。

なおタイトルは川の上ですが、写真は海の上の方が正確?

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保守は親米でないといけないのか?

2016-10-31 | Weblog
前にも書きましたがフィリピン大統領の反米です。

彼の主張からいったん離れて日本の保守の「反米」について考えてみよう。

理屈からいけば保守が親米になることなどあり得ません。

大東亜戦争や原爆で日本をひどい目に遭わせ、平和憲法なるものを押し付け日本の伝統を破壊した米国を好きになる理由などまったくない。

それでも米国と組むのはひとえに安全保障上の必要からです。

その親米ですが安倍政権はさらに価値観共有などと言い出した。

これも中共の脅威にさらされている諸国と組むためと受けとめましょう。

要するに独自の国防軍を持てないから、日本は仕方なくあれこれの手段で親米しているわけです。

しかしここで大事なことがある。

親米も価値観共有もあくまで日本を守るための方便であって目的ではないということ。

価値観共有にしても安全保障上の危機感共有でそれ以上でも以下でもない。

日本を守るために西洋と文明を共有しようと福沢諭吉が唱えたのと同じです。

日本の保守も佐藤栄作あたりまではこのことが分かっていたようですが、日和見保守や左翼政権が登場するようになってから怪しくなった。

ますます怪しくなったのは小泉純一郎の親米あたりからです。

そして安倍政権はその系譜かそれともこの流れと断絶しているのかサテどうか?

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