中土佐町立美術館で 県西部宿毛市出身の洋画家 奥谷博氏の作品展を開催中で
日中が24℃まで上がった昨日 お昼前に行ってみました。
中土佐町出身の実業家 故町田菊一氏が平成元年に コレクションしていた著名
作家700点の絵画や書を 白壁土蔵造りの建物とともに 町に寄贈した美術館です。
2ヵ月に一度展示作品が替わり 先月から開催のこの催しを新聞で知り 行きたいと
思っていました。 絵はよく分かりませんが 同じ画家が描いた絵でも 画家自身の
経年とともに作風が変化しており 絵が履歴書みたいなもの とそんな気がします。
奥谷作品で この日私が一番気に入った 鯛の絵です。
中土佐町立美術館は二度目です。前回も思いましたが 小ぶりな館内でもこの日の展示
作品は 黒田清輝・梅原龍三郎・小磯良平・東郷青児・林武氏などの絵が並んでいます。
それなのに 展示場にだれも見張りが付かず 監視カメラも見当たりません。
入場料は100円 入口で今回も聞きましたが 写真OKとのことです。館内の展示画は
文化祭の絵のように 近づいて見ることもでき 見学者にとってはありがたいことです。
有名画家の絵が 盗まれたり傷つけられたりの そんな被害は 今までにないようです。
殺伐としたニュースばかりの中で 平成元年に完成した 中土佐町立美術館を訪れる
絵の好きな人たちは 絵を愛おしみ 次の世代に 素晴らしい遺産をつないでいます。
さあ 鯛の絵を見たらお腹が空きました。はいもちろん 久礼の大正市へまっしぐら
となります。 戻りガツオを楽しみに来ましたから。
店頭に並んだ魚を選び 漁師食堂で待っていると はいおまちと トロ鰹とタタキが
お皿に乗ってきました。 鰹は 私は絶対に腹側ですが 夫は背が好きと言います。
この日 田中鮮魚店に並んだ魚たちです。
干物をたくさん買いました。漁師のおかみさんが作る塩干は 塩加減がちょうどです。
帰って即 一枚ずつラップして冷凍です。カチカチに凍ったままを グリルで焼きます。