くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

映画 カスリコ。

2018-11-04 | 映画・TV

10月末日の高知新聞夕刊に 映画『カスリコ』の記事が載りました。

裏社会の人情と人生の哀歓を描いた映画 と紹介があり 封切日の11月3日には
主演の石橋保 宅麻伸氏の舞台挨拶があるとのことで  当日を待っていました。

 

時代は昭和40年 カスリコとは賭場で客の世話や使い走りをし わずかなチップを
もらう仕事で 高知の賭場の隠語 と説明がありました。

賭博にのめり込み破滅した吾一(石橋保)は 高知一といわれた自身の料理屋も手放し
妻子を実家に帰し 途方に暮れていたところを やくざの親分荒木(宅麻伸)に拾われ
かつて自分が客として入り浸った賭場で 客に金をめぐんでもらうカスリコになる。

この映画は昨年 半月をかけ全編高知ロケで撮影したそうで 物語の大半がモノクロ
というところも雰囲気があります。

初日の昨日は2回上映があり 最初の上映に行きましたが劇場は満員で 映画が終り
監督をはじめ5人の出演者が舞台に立ち 土佐弁に苦労した話などをしました。

石橋保氏はTVドラマでも観たことがあり 宅麻伸氏が警部役 妻役の名取裕子さんが
監察医を演じる 法医学教室のなんとか の2時間ドラマは好きなシリーズです。
主演の二人はなかなかの男前で 握手もしてもらいましたが 写真が禁止で残念です。

外へ出ると 次の3時からの上映にたくさんの人が待っており 地元のTVもいました。

 

かつて何軒もあった街中の映画館は 郊外のイオンに移りました。そんな中でここ
あたご劇場だけは かつての場所で頑張っています。

入場料は60歳以上は1,000円ですが 老人手帳を忘れたことに気がついて 免許証が
ありますと言ったところ あ いいですよ結構ですと 私の顔をちらと見た売り場
の兄さんが にっこりしました。。。



コメント (10)
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