県立五台山公園の展望台が 耐震基準を満たしてないため とり壊されると
聞き とても残念です。
今から52年前の1969年 ふもとの青柳橋西詰から国分川をこえて 標高146
㍍の五台山頂上まで 1㎞を4分で到着するロープモノレールがつき 10年間
運行しました。 エンジンを搭載した自走式の 珍しいものだったそうです。
今はこの橋もかけ替えられ 新青柳橋の名前です。 写真はいずれもお借りします
もともとは展望台として作られたものではなく モノレールの到着駅でしたが
運行廃止後も残され 高知市を一望できる展望台として県民に親しまれ 県外
観光客もよく訪れました。
この山 ↓ の左つづきに桂浜があり 桂浜からあがる花火は市内から見えます。
展望台は ほそ~い1本の脚がささえており 地震が来たら ひとたまり
もなく崩れるでしょうから とり壊しは しかたがないですね。
かつて山頂に立っていた2基のTV塔は 2011年地デジ放送になって RKC
高知放送塔はなくなり 残るNHK塔が FMラジオに使っているそうです。
若い頃 ロープモノレールに乗り五台山へあがった と話したら若者に
どこか旅先で乗ったんと 勘ちがいしてない? と言われる始末です。
古き懐かしい景色は 胸のうちにだけ存在する そんな歳になりました。