一昨日の夕方 以前プールでいっしょに泳いだ友からtelがあり 今朝の新聞の
リーダー見た? と言います。
プールひよこ組(いちばん下のクラス)で 手とり足とり泳ぎの基本を習っていた
ころ 私より4-5歳上の ケイコさんも仲間でした。
ケイコさんは列のトップを切って泳いでくれるし 面倒見もよくて いつしか
皆からリーダーと呼ばれ頼られていましたが 5-6年前 脳梗塞になりました。
発見が早く リハビリを重ね回復していく姿は すぐ元の身体に戻るとだれの
目にも映りましたが それ以上は良くならず車いす生活になり デイサービス
の車が迎えにくる生活を いま現在も送っています。
tel友が言うとおり 4/19に龍馬像前を出発した聖火が 南国市を通過するとき
ケイコさんも参加し 『土佐路の聖火つないだ175人』 の一人として晴れやかな
顔がのっていました。
ケイコさんはデイや自宅での時間に 漢字検定を受ける勉強をし リハビリに
なるからと友に葉書をこまめに書き 聖火ランナーも早々と申し込んでいました。
今まで苦もなく出来ていたことが 自力で歩くことさえままならぬ日々になり
その状態が一生続くとなったなら 自暴自棄になり暴れたり 家から出ず泣いて
暮らし 死ぬことばかりを考えるかもしれません。
どんな身体になったとしても いまできる前向きの生きかたを 笑顔の紙面から
ケイコさんが示してくれた気がします。
友人知人が脳梗塞になった話を 最近いくつか聞きました。一つ聞くとまた一つ
となぜか重なるんです。