大谷選手がホームランを打ち ベンチに帰ったらカブトをかぶりますが あの
カブトを見ると つぎに連想するは柏餅です。
柏餅を家で作る話をなぜか聞かないのは 身近に柏の葉がないからで 柏葉の
代わりを務めるのが 『餅しば』 と呼ばれる サルトリイバラです。
むかし 病や高齢のため山に捨てられた人が サルトリイバラの根で元気になり
山から帰ってきたことから 山帰来(サンキライ) の名も持つ と書かれています。
青い実はあと3ヵ月ほどかかりますので 森と水の郷あきた様 お借りします。
子どものころ祖母と山へ餅しばを採りに行くとき 夕方しば餅が食べられると
嬉しかった。葉は餅しばと呼びますが できあがると しば餅になります
今より早いと葉がまだ柔らかく 餅にくっつき破れますので 葉が硬くなる
今の季節まで待ちます。
柿の葉寿司も若い葉でなく そこそこ固くなってから 包むんじゃないかな?
と思います。 山へ入ったついでに 山びわも採ってきました。
家にあった団子粉と 市販の粒あんで 昔ながらのしば餅を作りました。
蒸し器を持ってないため毎度お鍋で代用ですが そろそろ買わなくちゃ
蒸した熱々の生地に あんを包み再度蒸すこと10分。真っ白つやつやの
しば餅ができました。 ずっと ず~っと 蒸すあいだ考えていたことは
餅しばがどの時点で しば餅に名を変えるのか 蒸し器に入れたときか
いや 蒸しあがった時点かも ってどうでもいいのに バカですねぇ