6月30日の朝ドラ『らんまん』の 万太郎と寿恵子の婚礼の
シーンで 万太郎の前の皿鉢は 蒸し鯛では? と思いました。
NHK画面から拝借
蒸し鯛とは 鯛を背開きにし おからや野菜を詰め蒸しあげる 婚礼などの
晴れの日のごちそうです。
土佐伝統食研究会様から拝借
田舎はどこも 蒸し鯛用の大セイロを持っていました ↓蒸す前の鯛です。
高知のモノ・コト・ヒトカタログ様から拝借
蒸しあがる目安は サツマイモにすうっと串が通ったら 蒸し鯛の完成です。
私が子どもの頃は 婚礼も歳祝いも家でやっており 集落の女性が手伝い
皿鉢を盛りましたので 当時の農家の主婦は だれもが蒸し鯛を作れました。
つい最近も 友とランチしつつ 「お蒸し食べたいね」と話したばかりでした。
土佐ではおからを 玉と呼ぶため 玉蒸し・お蒸し の名も持つ蒸し鯛です。
晴れの日のごちそう 蒸し鯛の動画がありました。
蒸しあがった鯛の身とおからが相性抜群で 土佐の皿鉢には欠かせぬ
蒸し鯛ですが 今はもう皿鉢を並べる『おきゃく』がなくなりました。
母は蒸し鯛が上手でした。母が元気なうちに 聞いておくべきでした。