褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ゲット スマート(2008) アクションとコメディの融合

2024年12月18日 | 映画(か行)
 なんだかんだ言ってもアクションが凄くて、笑える映画というのは楽しめる。アクションとコメディが程よく合致した映画が今回紹介するゲット スマート。元々は1960年代のテレビシリーズが基ネタ。そんなことは知っていても、知らなくてもどうでも良いのだが、多くあるスパイアクション映画に対してオマージュを感じさせられる作りになっている。

 早速だがストーリーの紹介を。
 秘密諜報機関コントロールの情報分析官として優秀な能力を持つマックスウェル(スティーヴ・カレル)。しかし、彼は長年にわたり現場の諜報員として働くことを夢見ており、諜報員としてのテストもクリア。ようやく念願の諜報員として現場の第一線で働けるかとおもっていたのだが、チーフ(アラン・アーキン)が優秀な分析官マックスウェルが抜けることに痛手を感じていたために諜報員への異動を断たれてしまう。
 しかし、ある日のこと国際犯罪組織カオスによって、コントロールは本部が壊滅。そのことによって顔バレしてしまったコントロールの諜報員が世界中で殺害されてしまう。諜報員が居なくなってしまったために、チーフは仕方なくマックスウェルを諜報員に異動。そして、偶然にも整形手術直後のベテラン女スパイのエージェント99(アン・ハサウェイ)とコンビを組み、カオス撲滅のためにロシアへ向かうのだが・・・

 笑えるか笑えないかは別にして、30秒に1回はギャグが出てくる。個人的には3割ぐらいはウケた。マックスウェルとエージェント99による凸凹コンビでマックスウェルの失敗をエージェント99が始末するというパターン。しかし、マックスウェルを演じるスティーヴ・カレルが真面目な顔をして失敗するのが笑える。しかし、質の程度こそあれ、ギャグのアイデアの多さに感心させられた。
 笑いだけでなく、アクションもそれなりに楽しめるし、ハリウッドらしさを感じるのが政治に対して皮肉っていること。特に副大統領を茶化しているのにはアメリカの懐の深さを感じる。
 スパイアクションに付き物のガジェットが案外ショボいし、それをマックスウェルが使いこなせないシーンなんかは笑える。こんなスパイが本当に暗躍していたら世界が危機に陥ることに不安を感じざるを得ないはずだが、そんな心配をぶっ飛ばすようなノー天気な展開が楽しい。そしてアン・ハサウェイがセクシーなのも良い。何はともあれ肩の力を抜いて観ることが出来る映画として今回はゲット スマートをお勧めに挙げておこう

 監督はピーター・シーガル。本作のようなコメディに腕を発揮する。アダム・サンドラー主演の50回目のファースト・キス、これもアダム・サンドラー主演のロンゲスト・ヤード、シルヴェスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロ共演のリベンジ・マッチがお勧め






 
 
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