ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピットという公開当時は新旧二枚目スターの豪華共演といった触れ込みでも話題となった映画。今やロバート・レッドフォードは80歳代半ばで顔はしわくちゃで、この映画の公開時でもすでに明日に向かって撃て!やスティングでのイケメンだった容姿は既にない。
一方ブラッド・ピットだが50歳代半ばを超えて、まあその割には格好良い方だとは思うが、それでも最近はどちらかと言えば二枚目を封印したような作品が多くなってきている。本作の公開時はまだ30歳代半ばでバリバリのイケメンスター。しかしながら本作での彼は拷問にかけられてしまって血みどろの顔面をさらしているだけに、久しぶりにイケメンの彼を見たいと思っている女性に対しては本作はその点では魅力に落ちるか。
主演にネームヴァリューの高い二人を持ってきたとなると、俳優の魅力頼みの作品かと思われるが、それは本作に限っては間違い。タイトル名から想像できるようにスパイを描いた内容。しかし、007シリーズやミッションインポッシブルシリーズのようなお気軽さはなく、スパイの世界の非情さ、心理戦や駆け引きといった大人向きのスパイ映画。それでいてパワフルな場面も見れる娯楽性も兼ね備えている。
現実でもアッチやコッチで色々とやらかしている悪行がバレているCIA(中央情報局)の男たちを描いたストーリーの紹介を。
中国の蘇州刑務所でビショップ(ブラッド・ピット)は医師に成り済まして入り込むが、もう少しのところで目的を達せられずにスパイ容疑として捕まってしまい、拷問を受ける。その折にワシントンのCIAで働くミュアー(ロバート・レッドフォード)は今日だけ働けば定年退職を迎えるのだが、CIA香港支局長から電話がかかってきて、ビショップが捕まったことを知る。ビショップはかつてはミュアーの部下として働いており、ベトナム、ドイツ、レバノンでの作戦では一緒に任務を行っていた。しかし、あくまでも私情に流されることなく任務を成功させることを一番に考えるミュアーの考え方に疑問を持ち始めたビショップは彼の元を去り、それ以来二人は音信普通になっていた。
ビショップが捕まったことはCIAの幹部たちも知るところとなり、ミュアーもビショップの件について会議に参加させられる。そして、米中関係に亀裂が走ることを恐れた上層部たちはビショップを見殺しにしようとしていることを察知したミュアーは彼を助けようと奮闘する・・・
いきなりブラッド・ピットが捕まってしまうシーンから始まってしまうので、彼の出演シーンは殆ど拷問シーンばかりかと思われるかもしれないが、ちょいちょい間に入ってくるだけ。主に映画はロバート・レッドフォードとブラッド・ピットの出会いから、別々の道を進むことになってしまうに至る回想シーンがメインであり、ブラッド・ピットがボコボコに殴られるばかりではないので、多くの彼のファンの女性はその点において心配することはない。
本作を観るとスパイの世界における命がけで現場の最前線で働く者の悲哀を感じさせるし、安全な場所から目的だけのために指図する者の人命を軽んじる態度が腹が立つ。CIAのみならず世界の諜報機関の裏側がさりげなく描かれているのが興味深い。
そして、本作はなぜブラット・ピットが単独で蘇州の刑務所に潜り込もうとしたのか?そんな疑問を引っ張りながらストーリーは続くのだが、それを知った時に男の俺は心が熱くなった。そして途中でお互いの考え方の違いから袂を分かってしまった師弟とでも呼ぶべき2人だが、ディナー作戦を通じた絆の深さ,固さには大いに感動させられた。
二大スターのうちの片一方でものファンの人、娯楽映画の影響で俺もスパイになりたいと思っている人、駆け引きや心理戦を駆使したサスペンス映画が好きな人、トニー・スコット監督作品と聞いて心が躍った人・・・等に今回は映画スパイ・ゲームをお勧めとして挙げておこう
監督は前述したようにトニー・スコット。あの名匠リドリー・スコット監督の弟であり、その兄以上のヒットメーカーだった彼が自殺したのには本当に驚きました。彼の死は本当にアクション映画が好きな人には大きな痛手だということを今になっても思います。ちなみにトム・クルーズ主演のトップガン、エディ・マーフィー主演のビバリーヒルズ・コップ2といって大ヒット作品は彼の作品。原子力潜水艦内における対立を描いたクリムゾン・タイド、国家の陰謀に巻き込まれてしまうウィル・スミス主演のエネミー・オブ・アメリカ、デンゼル・ワシントンが幼い少女の用心棒を務めるマイ・ボディガード、これまたデンゼル・ワシントン主演でタイムトラベラーを扱った抜群のアイデアが楽しいデジャヴ、これまたデンゼル・ワシントン、ジョン・トラヴォルタがの二大スターが地下鉄のハイジャックを舞台に戦うサブウェイ123 激突がお勧め。
一方ブラッド・ピットだが50歳代半ばを超えて、まあその割には格好良い方だとは思うが、それでも最近はどちらかと言えば二枚目を封印したような作品が多くなってきている。本作の公開時はまだ30歳代半ばでバリバリのイケメンスター。しかしながら本作での彼は拷問にかけられてしまって血みどろの顔面をさらしているだけに、久しぶりにイケメンの彼を見たいと思っている女性に対しては本作はその点では魅力に落ちるか。
主演にネームヴァリューの高い二人を持ってきたとなると、俳優の魅力頼みの作品かと思われるが、それは本作に限っては間違い。タイトル名から想像できるようにスパイを描いた内容。しかし、007シリーズやミッションインポッシブルシリーズのようなお気軽さはなく、スパイの世界の非情さ、心理戦や駆け引きといった大人向きのスパイ映画。それでいてパワフルな場面も見れる娯楽性も兼ね備えている。
現実でもアッチやコッチで色々とやらかしている悪行がバレているCIA(中央情報局)の男たちを描いたストーリーの紹介を。
中国の蘇州刑務所でビショップ(ブラッド・ピット)は医師に成り済まして入り込むが、もう少しのところで目的を達せられずにスパイ容疑として捕まってしまい、拷問を受ける。その折にワシントンのCIAで働くミュアー(ロバート・レッドフォード)は今日だけ働けば定年退職を迎えるのだが、CIA香港支局長から電話がかかってきて、ビショップが捕まったことを知る。ビショップはかつてはミュアーの部下として働いており、ベトナム、ドイツ、レバノンでの作戦では一緒に任務を行っていた。しかし、あくまでも私情に流されることなく任務を成功させることを一番に考えるミュアーの考え方に疑問を持ち始めたビショップは彼の元を去り、それ以来二人は音信普通になっていた。
ビショップが捕まったことはCIAの幹部たちも知るところとなり、ミュアーもビショップの件について会議に参加させられる。そして、米中関係に亀裂が走ることを恐れた上層部たちはビショップを見殺しにしようとしていることを察知したミュアーは彼を助けようと奮闘する・・・
いきなりブラッド・ピットが捕まってしまうシーンから始まってしまうので、彼の出演シーンは殆ど拷問シーンばかりかと思われるかもしれないが、ちょいちょい間に入ってくるだけ。主に映画はロバート・レッドフォードとブラッド・ピットの出会いから、別々の道を進むことになってしまうに至る回想シーンがメインであり、ブラッド・ピットがボコボコに殴られるばかりではないので、多くの彼のファンの女性はその点において心配することはない。
本作を観るとスパイの世界における命がけで現場の最前線で働く者の悲哀を感じさせるし、安全な場所から目的だけのために指図する者の人命を軽んじる態度が腹が立つ。CIAのみならず世界の諜報機関の裏側がさりげなく描かれているのが興味深い。
そして、本作はなぜブラット・ピットが単独で蘇州の刑務所に潜り込もうとしたのか?そんな疑問を引っ張りながらストーリーは続くのだが、それを知った時に男の俺は心が熱くなった。そして途中でお互いの考え方の違いから袂を分かってしまった師弟とでも呼ぶべき2人だが、ディナー作戦を通じた絆の深さ,固さには大いに感動させられた。
二大スターのうちの片一方でものファンの人、娯楽映画の影響で俺もスパイになりたいと思っている人、駆け引きや心理戦を駆使したサスペンス映画が好きな人、トニー・スコット監督作品と聞いて心が躍った人・・・等に今回は映画スパイ・ゲームをお勧めとして挙げておこう
監督は前述したようにトニー・スコット。あの名匠リドリー・スコット監督の弟であり、その兄以上のヒットメーカーだった彼が自殺したのには本当に驚きました。彼の死は本当にアクション映画が好きな人には大きな痛手だということを今になっても思います。ちなみにトム・クルーズ主演のトップガン、エディ・マーフィー主演のビバリーヒルズ・コップ2といって大ヒット作品は彼の作品。原子力潜水艦内における対立を描いたクリムゾン・タイド、国家の陰謀に巻き込まれてしまうウィル・スミス主演のエネミー・オブ・アメリカ、デンゼル・ワシントンが幼い少女の用心棒を務めるマイ・ボディガード、これまたデンゼル・ワシントン主演でタイムトラベラーを扱った抜群のアイデアが楽しいデジャヴ、これまたデンゼル・ワシントン、ジョン・トラヴォルタがの二大スターが地下鉄のハイジャックを舞台に戦うサブウェイ123 激突がお勧め。
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