しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

君急ぐことなかれ

2007-08-05 15:00:40 | Weblog
 普段読書をしていても、一回読み終えたら本棚に直行という本が大半です。今回は珍しくいつまでも手元において反復、繰り返し繰り返し読んでいます。

 人生は、幼少期、少年期、青年期、壮年期、中年期、老年期に分けられる。

 幼少期:育ちの時期
 少年期:学びの時期
 青年期:巣立ちの時期
 壮年期:働きの時期
 中年期:熟成の時期
 老年期:実りの時期。人生を集大成する時期。

 私たちは限りある時間を生きることに価値を見出すべき。いつ死ぬのかを知っている人はいない。死は予告なく突然に訪れる。だからこそ、生きている時間を大切にしたいという願望が生まれる。もし永遠に生きることができるとしたら、果たして私たちは今ほど人生を大切にするものだろうか?きっと雑に過ごすことが多くなるだろう。(老いない体をつくる=湯浅景元著より引用)

 私はまぎれもなく「老年期」にあります。悔いのない人生を送りたい、自分の人生を集大成するには今何をなすべきか?そんなことを考えることが多くなりました。

 先月7月4日から8月4日までの一ケ月の間に、我が家から半径50メートルのなかで、3人の隣人が旅立ちました。しかも、私よりは若い方ばかり。うち、お二人とは何度もゴルフを楽しんだ仲。あとのお一人とはパソコン・サークルでいっしょ。昭和48年~49年の二年間は、ともに自治会の役員で、町に下水道を誘致し、それを苦労して実現した仲間。振り返って、あの二年間はほんとうに苦しかった。

 そんなに急がないで欲しい。