しげるの自遊学

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中学時代の同期生会

2008-02-19 14:35:31 | Weblog
(旧制米子中学の校章。トンボのデザインにあこがれた) 

旧制米子中学校(現、米子東高校)の45期卒業生東京地区在住者で、去る2月15日(金)同期生会を開催しました。我々同期生は結束が固いのか、年に何回も集まって同期生会をやっています。同期生会といえば、普通は年に一回くらいだと思うのですが、我々は年に4~5回は集まっています。(今回は14名参加)

 中学時代は、太平洋戦争の真っただ中で、都会から疎開して来る連中が多く、入学当初よりは大幅に生徒の数が増えた時代でした。食糧も乏しく、中には弁当に事欠く生徒もいました。そして学徒動員の名のもと、工場や農村での労働を強いられ、そんなこともあって結束が固くなったのかな。

 当時は、無論男女共学などとは無縁の男子校でした。学徒動員で工場で働いているさなか、終戦を迎えました。あの当時の衝撃、今も忘れることはありません。

 この同期生会、男女共学ではないから本来同級生に女性はいない筈。ところが卒業した同級生の中に、本当に「紅一点」がいる不思議。そして、この「マドンナ」、毎度同期生会に顔をだしてくれます。終戦後間もなく行われた「学制改革」で、男子校に女子生徒の入学が許され、無謀?にも単身男子校へ乗り込んで来たのです。これには、みんな仰天したらしい。(幸か不幸か、私はほとんど接触なし)
学制改革

 という訳で、今回もまた楽しい、楽しい同期生会でした。場所は王子にある日本料理の店「武智」。小さい店ながら、とにかくここの料理はうまい。それにしても、皆さんよくお酒を飲みます。おかげで、大幅に予算オーバー、会費を追加徴収しました。マスターは島根県の人。魚もできるだけ島根から取り寄せているそうな。私のひいきの店です。