しげるの自遊学

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として応援しています。

引込線(所沢ビエンナーレ)

2008-09-13 08:21:53 | Weblog
 「引込線」という展覧会のタイトルには、美術に係わるものの覚醒した意志を引き込む、吸引力のある磁場をつくり出したいという、作家側の切なる意図が込められています。以上は「所沢ビエンナーレ」と銘打った美術展の<ちらし>からの引用です。

 所沢駅から至近距離にある旧所沢車両工場内で開催された掲題の美術展へ行って来ました。旧車両工場というだけあって、その見上げるような天井の高さ、鉄骨むき出し、油にくすんだ壁面にまず圧倒されます。そんな粗野な会場に無造作に放り出された作品群。ただた驚くばかりでした。

(工場入口付近)

 (気配としての身体)





 (私幽霊)





 町内の美術家の方も出展されているので、恐る恐る出かけたわけです。美術館などのイメージからはほど遠い荒々しい会場。これでもか、これでもかと迫ってくる作品の数々、ぐったりして会場をあとにしました。