京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

管理組合受難の時代Ⅱ

2010年10月09日 | 物件管理
京都不動産コンサルタントのブログ

先日の読売新聞報道によれば、
マンション管理組合に変わり管理を第三者に任す
「第三者管理」が注目を浴びているそうです。

自主管理している古い管理組合が主な対象者で、
現在NPOが担い手の第一候補だという。

確かに高齢者が多い管理組合の理事会は
理事の成り手は少ないと推測されます。

投資向きワンルームの場合も、
マンションに対する愛着が薄い分同じようなことになっていますが・・・
区分マンション投資家さんにはこのことをポイントに
アドバイスしています。

区分マンションの管理の仕事は、
理事の公私を如何に考えるか、
理事全員の時間調整がスムーズか、
理事に必要な時間をお金で変えれるのか、
理事皆さんが同等な管理知識を持っているのか、
等々課題のある中でこの第三者管理を検討すべきだと思います。

とはいっても、
結局は第三者管理者の管理も必要になってきますから、
管理組合にとっては若干の負担軽減にしかならないと思われます。

ただ、実施することにより新しいものが見えてくるのかなぁ
と思います。
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祝!訪問介護ステーション開業

2010年10月08日 | 賃貸について
京都不動産コンサルタントのブログ

先日、以前賃貸の契約をいただいた新規設立法人さんから
開業通知が届きました。

京都府の認可がやっと下り、
代表者の笑顔が手に取るように分かる通知でした。

賃貸契約が今年の春で、
最悪の予定通り6ヶ月掛かりましたから。

介護関係に労働力をシフトしていく、
報酬アップを指導していく(これは若干実行されつつある)、
予算を必要としない規制緩和での公共投資。

笛吹けど踊らず、
航空母艦並みの組織は舵取りが重たい。

業界では織り込み済みだというが、
半年もテナントは空家賃、
就業見込み者はアルバイトで暮らす。

これが正常な仕組みだろうか。
航空母艦等重量級は尖閣沖へ行ってこそ意味がある。
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ビッグマック指数

2010年10月06日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

円ドルの関係を購買力平価から見る方法があり、
私は結構気に入っています。

その昔渡米の折、
ベッドメイクのチップを1ドルだという情報を得、
こんな金額でいいんだろうかと思った記憶も。
※いつの時代の話!?

ビッグマックの価格から見た購買力平価というものもあり、
2010年の最新ビッグマック指数がエコノミスト誌により発表されています。

2010年エコノミスト誌のビックマック指数より

これを見るとビッグマックの値段はアメリカで3.75ドル、
日本での価格は320円という。

となると1ドル=90.39円が購買力平価水準と言うことになる。
しかし、先月(8月)のキャンペーン価格200円なら
1ドル=56.49円となり、
円高はまだまだ続く予想となります。

住宅の考え方で言えば、
年収の何倍でマイホームが買えるかというのが近いかもしれません。
しかし不動産は唯一無二のものですから、
比較できません。

しかしこのマグドナルド、
一企業の価格設定とはいえ、
ここまで認知されているのですから尊重すべきかもしれませんね。

キャンペーンが終わってほっとしている方も
いるかもしれませんね(笑)
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宅建実務講習講師募集のお誘い?

2010年10月04日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

先日とある資格学校さんから
宅建試験合格者に対しての登録実務講習講師になってください、
とのお誘いを受けました。

多分にオールアバウトプロファイルに登録されていた当時の
WEB質問問答集でも見たのでしょう。

またはこのブログかアパート経営.comのQ&Aでしょうか。
定かではありません。

このブログの読者や訪問いただく方に
宅建講座をお持ちの先生も多数居られますが、
私達現業の不動産業者と違い
それなりに「生臭さ」がありません。

その意味では、
この実務講習は宅建試験に受かった方に実務を教えるのですから、
「生臭い」「何者?」の不動産コンサルタントが適任なのでしょう。

しかしこのタイトルにもある
送られてきた文面でもある「登録実務講習講師の募集」って、
よく見れば一般公募しているという意味ではないの?
文章には気をつけましょう。
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大阪のテナント約7割が空いている?

2010年10月02日 | 賃貸について
京都不動産コンサルタントのブログ

新聞報道によれば、
大阪市内の完成から1年以内の新築ビルの約68%が
借り手のいない状態だという。

見出しにインパクトがあります。
新築ビルの殆どが空室なんだと。

一方、既存ビルを含めた空室率は約12%だという。
いや待ってくださいよ。
これって全体から見れば約9割が入居状態だということですよね。

そんなに悪い数字でもない。
要はそれぞれの分母のバランスが悪いんですね。
よく見れば新築の棟数は10棟、
既存ビルも含めると800棟強です。

新聞の論調で、
その他の記事との整合性を取るために
この大きな見出しが必要だったんだなぁ
ってなことです。

メディアリテラシーとはよく言ったもんです。
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