地球上には、花は元より、木にも、人間や動物の気持ちを和らげたり、エネルギーになる種類がある。
個々の好みや趣向は別として、古くから用いられてきた。
その独特の匂いを、かぎ分けて働く蝶や蜂の類。
人間で言えば調香師。
枇杷はバラ目バラ科ビワ属の分類になっている。
枇杷の花が、目立たない薄茶色の産毛に覆われていて、白い可憐な花弁を広げても、まさかと思う。
おとなしく控えめ。金木犀がまるで黄金の輝きを放ち、何処にいてもそれとわかるのと違い、銀木犀や、柊、枇杷は、気に留めていなければ、わからない香りである。
枇杷の新芽が出てき、葉が硬くしっかりとし始めると、その真ん中に薄茶色の小さな塊が見え出す。
これが月日と共に、大きく膨らんできて、11月中旬頃から咲き出す。
満開になるのは12月下旬から翌年にかけてだが、部屋中に挿して、馥郁とした香りを焚き染める。
鮮やかな印象を与えるのではないのに、精神の箍を外していく。
また、体中にエネルギーを溢れさせてくれる。
肉体は仮の宿である、と彷徨し始め、静かに宇宙を漂う。
昨年出ていた枇杷の苗が、どういう訳か枯れた。
誰かの身代わりになったのだ。
夏場に、場所を動かすのは厳禁?同じに動かしても枯れないで新芽が吹き出したのもある・・・。
昨日、苗を確認したら、10本ありました。
個々の好みや趣向は別として、古くから用いられてきた。
その独特の匂いを、かぎ分けて働く蝶や蜂の類。
人間で言えば調香師。
枇杷はバラ目バラ科ビワ属の分類になっている。
枇杷の花が、目立たない薄茶色の産毛に覆われていて、白い可憐な花弁を広げても、まさかと思う。
おとなしく控えめ。金木犀がまるで黄金の輝きを放ち、何処にいてもそれとわかるのと違い、銀木犀や、柊、枇杷は、気に留めていなければ、わからない香りである。
枇杷の新芽が出てき、葉が硬くしっかりとし始めると、その真ん中に薄茶色の小さな塊が見え出す。
これが月日と共に、大きく膨らんできて、11月中旬頃から咲き出す。
満開になるのは12月下旬から翌年にかけてだが、部屋中に挿して、馥郁とした香りを焚き染める。
鮮やかな印象を与えるのではないのに、精神の箍を外していく。
また、体中にエネルギーを溢れさせてくれる。
肉体は仮の宿である、と彷徨し始め、静かに宇宙を漂う。
昨年出ていた枇杷の苗が、どういう訳か枯れた。
誰かの身代わりになったのだ。
夏場に、場所を動かすのは厳禁?同じに動かしても枯れないで新芽が吹き出したのもある・・・。
昨日、苗を確認したら、10本ありました。