枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

枇杷風呂

2008年09月23日 | Weblog
 枇杷風呂というか、湯船に枇杷茶の後のお茶パックをいれて入るようにし始めたのは、災害の様子をニュースで見ていて考えたのと介護をして感じた事による。

 枇杷湯は、体臭を消し、湯をきれいに保つ働きがある。半身不随になると、床ずれなどによる皮膚の炎症や、痛みを伴って微熱が出、部屋の空気が異臭を放つ。

 どんなに臭いをなくそうとして、衣類を換えても、部屋の掃除をしても一時だけであるから、介護人は嫌気がさしてくるのだ。また化学薬品配合のスプレーをしても、今度はその臭いに辟易してしまう。

 自然に臭いがとれて、心も落ち着く方法がないかと、試行錯誤して、やっとわかったことだ。それには先ず枇杷茶を飲んでもらわねばならないのだが(水にもよります)。次に湯船に浮かべて入ってもらう。

 介護が必要な方は、タオルで拭いてあげましょう。湯の温度は、熱からずであるが、蒸すようにタオルを体に当てて角質を剥して拭きとってあげます。

 頭部は枇杷茶を洗面器に入れて洗ってあげるか、洗った後で、スプレーをしてあげるかがいいです。フケ、痒みがなくなるし、髪がしっとりします。
 
 顔は特に丁寧に蒸しタオルでパックマッサージをしてあげれば、気分がやさしくなりますよ。介護されるのも、するのもお互いが気持ちよくできればいちばんですね。

 市販品が全部悪いのではありません。化学薬品に弱い方もおいででしょうから・・・。介護に携わって感謝されたのは、排泄物が嫌でなく、最後まで看取ってあげれたこと、と言われました。

 仕事でお金を払っているのだから、世話をしてもらうのではなく、全て自分の行く末です。心を込めて看てあげれればそれに越した思いはないのです。

 資源は貴重な地球の宝石です。シャワーをしないで枇杷湯をし、昨年までは足し湯と残り湯の活用でしたが、今夏は足湯に変えました。むろん残り湯は洗濯です。

 湯船の汚れは重曹と、ボディシャンプーで充分です。また天井や壁にカビがつかなくなりました。枇杷は地球が与えてくれた恵みの植物なんだと気づいた。発見の連続です。
  
コメント
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