枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

眠れる美女

2008年09月27日 | Weblog
  
 眠り姫は、百年の間眠り続けたのか、魔女の呪いで、眠らなければならなかったのか?
 魔女の力なんてのは、しごく普通であって、お姫さんはものぐさな性格だったのかもしれない。

 体温を低温にしていれば、急激な変化もないし、お腹もすかないだろうしな。
『夏への扉』がバージョンを変えた物語では?
 何れも、結末が決まっていればいいけど、土壇場のところが気をもます。

 眠れる美女っていうけど、本当は、しこめの女の子で、王と王妃が将来を悲観して、あえて魔女に呪いをかけるよう仕向けたのかも・・・。

 なんたって、自分達には魔力がなく、魔女に頼むしかなかったような気がするの。
 魔女は、人間の魂胆はわかってはいても、姫のあまりの不細工さに、同情しちゃう。

 まあぁ!あ・でも。百年くらい眠らせておけば、物好きな王子が一人くらいは来るかも。そんでもって、姫の方も、十人並みには見えるかもしれないわ。

 恋は盲目っていうから、よくいきゃそれ以上で・・・。魔女は、自分が愛用している、安眠用具をちょっと改良して、姫の眠るベッドに取り付けておく。

 まあ、それくらいの魔力は、お茶の子さいさいでできちゃう。
 姫が興味を引くように、糸車から特殊な匂いを出そう。その匂いが、アロマで、香料もなにげなく漂わせなくてはならない。

 きっとそれに枇杷のような匂いが使われていたんだよ。って、ほんとかあ?
 いぁや、ほんの思い付きだよ。
 でもさ、沈丁花や金木犀のようなきつい香りはだめだと思う。

 脳波をそれとなく刺激してコントロールしなければだめでしょうからね。
 魔女は医学に詳しかったのと、薬草類をたくさん知っていたから、成功したんです。

 え?もちろん姫の心理的な治療とかもできて、百年後の人生を変えられるようしておいたんですわ。姫の名前が、『オーロラ』ってのも、オーラそのものじゃないですか?

 我が家の箱庭で、挿し木をしたバラが開花したもの。赤も澄んだ色合いで、とてもきれいです。
 元の色は、もう少しくすんだ色です。
コメント
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