此のところ世間を賑わしている『皆既日食』ですが、天文ファンでも太陽のコロナや黒点を観たい方、惑星の誕生の秘密に興味があればですがTVで騒ぐ気が知れないという方も、一般にはおいでであろう。ニュースで取り上げられるから観てやろうかと思われる方、安易に観れたからといって、さして感動はないでしょう。
研究者にとっては、サイクルの不思議さも科学的な解明でどうということもない。もし観れたことによって感動するとすれば、自然の驚異を共有できたことかしら。でもそういうことを地道に、ひたすら向き合ってこられた方々にしてみれば、戦慄するようなときめきがあるものだと思える。
数年前の百武彗星がそうだ。突如として現れた巨大な箒ぼしに、誰もが仰天した記憶は新しい。この彗星の出現によって前途の言い知れぬ不安と、拭っても消えない暗黒を観た人は何人居たであろうか。
彗星が現れたことが不吉なのではなく、人間の意識が在り来たりの風景に慣れている心に広がっていく恐怖の塊が視えた。最近の事件の意識の根底には、平気で殺人をする極当たり前の気持ちがあるのだ。気に入らないから。自分を誰も認めてくれないから。嫌な奴だから。
人間を一人殺そうが、数人だろうが、罪の重さは同じなのではないですか?殺意にも因るとは思えるけれど、殺されていい人間が居るとは思えない。トルストイの生きた時代とも、お国柄とも違っているけれど、違わないのは命の重さと大切さ。
弁護士が代弁するのではなく、本人の言葉で償ってもらいたいものです。それすらしないで罪の重さが判る筈はなく、死者の魂に触れることはできないでしょうね。死んでいく時の絶叫は、耐えられるものではありません。
古来人々は、色で分けて区別をしていた。赤は生命の誕生。青は復活。それに黒は、始まりなような気がする。白は、光ではなかったか。手塚治虫氏の『火の鳥』も、アニメでは多彩な色になってはいるが命の色は赤であろう。
時代を色に置き換えてみると結構面白い。古代では、四色がその最もたる色で成り立っていたのであろう。子どもの魔よけは赤が多いのもうなずける。現代のように色の氾濫が無かった故に、厳かな信仰心を生んだのではないか。
そうして自然現象には、物事の通りを越えた畏怖の念があり、何よりも闇に包まれる恐怖が沸き起こったのではないのか。だが、自然とは神である。人間の思い違いが生じたとすれば、こういう時ではないか。
最初に言った言葉が強い力を発する。そうして地位を創り上げてしまった。人間が神にも等しい存在に成りえた。闇が意思を持って動き出したのだ。人間は操られている。しかしそれとは気づかないでいる。
朝から、たっぷりな雨に、つい想像力を廻らせてしまった。耳が痒い。明日も雨かな?先程は夕焼けがしていたが、明日の日食はどうかしら?
枇杷の種から芽が出たよ。千葉のRさんから、お便りをいただきました。これは昨年の状態ですが、移植は直ぐには行ないません。できれば今年の冬がいいです。今の時期には、根元が傷んでしまうことがあります。
地植えがいいですが、鉢なら直径30cm位の大きさに1本か2本にしましょう。日当たりや天水のいい場所に設置します。東西南北に置けば、何処のが早く成長するかがわかって楽しいです。
研究者にとっては、サイクルの不思議さも科学的な解明でどうということもない。もし観れたことによって感動するとすれば、自然の驚異を共有できたことかしら。でもそういうことを地道に、ひたすら向き合ってこられた方々にしてみれば、戦慄するようなときめきがあるものだと思える。
数年前の百武彗星がそうだ。突如として現れた巨大な箒ぼしに、誰もが仰天した記憶は新しい。この彗星の出現によって前途の言い知れぬ不安と、拭っても消えない暗黒を観た人は何人居たであろうか。
彗星が現れたことが不吉なのではなく、人間の意識が在り来たりの風景に慣れている心に広がっていく恐怖の塊が視えた。最近の事件の意識の根底には、平気で殺人をする極当たり前の気持ちがあるのだ。気に入らないから。自分を誰も認めてくれないから。嫌な奴だから。
人間を一人殺そうが、数人だろうが、罪の重さは同じなのではないですか?殺意にも因るとは思えるけれど、殺されていい人間が居るとは思えない。トルストイの生きた時代とも、お国柄とも違っているけれど、違わないのは命の重さと大切さ。
弁護士が代弁するのではなく、本人の言葉で償ってもらいたいものです。それすらしないで罪の重さが判る筈はなく、死者の魂に触れることはできないでしょうね。死んでいく時の絶叫は、耐えられるものではありません。
古来人々は、色で分けて区別をしていた。赤は生命の誕生。青は復活。それに黒は、始まりなような気がする。白は、光ではなかったか。手塚治虫氏の『火の鳥』も、アニメでは多彩な色になってはいるが命の色は赤であろう。
時代を色に置き換えてみると結構面白い。古代では、四色がその最もたる色で成り立っていたのであろう。子どもの魔よけは赤が多いのもうなずける。現代のように色の氾濫が無かった故に、厳かな信仰心を生んだのではないか。
そうして自然現象には、物事の通りを越えた畏怖の念があり、何よりも闇に包まれる恐怖が沸き起こったのではないのか。だが、自然とは神である。人間の思い違いが生じたとすれば、こういう時ではないか。
最初に言った言葉が強い力を発する。そうして地位を創り上げてしまった。人間が神にも等しい存在に成りえた。闇が意思を持って動き出したのだ。人間は操られている。しかしそれとは気づかないでいる。
朝から、たっぷりな雨に、つい想像力を廻らせてしまった。耳が痒い。明日も雨かな?先程は夕焼けがしていたが、明日の日食はどうかしら?
枇杷の種から芽が出たよ。千葉のRさんから、お便りをいただきました。これは昨年の状態ですが、移植は直ぐには行ないません。できれば今年の冬がいいです。今の時期には、根元が傷んでしまうことがあります。
地植えがいいですが、鉢なら直径30cm位の大きさに1本か2本にしましょう。日当たりや天水のいい場所に設置します。東西南北に置けば、何処のが早く成長するかがわかって楽しいです。