枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

46年前・・・

2009年07月22日 | Weblog
 早朝から、兄は画用紙をクレヨンで塗っていた。私は蝉を捕まえるに忙しく、あちこちと駆け回っていた。と。空が異様な翳りを見せた。急に影が消えたかと思える宇宙の異変だった。振り仰いだ空には太陽がなかった!

 兄が真っ黒に塗った画用紙に針で穴を開けて、その写る様を水面に観ていた。日食であった。小6か小5であったと思う。夏休みの自由研究で兄が作ったのは、ドブソニアンの望遠鏡であった。月が上下反対に観えた。

 今日は仕事である。時間的に無理であった。次回は45年後。実際に空を観なくても、どういう状態なのかは、空の曇り方でわかる。孫はしっかり観たようだ。子どもの時の感動を忘れないでほしい。年を重ねてくれば、思い出の一コマにはなるでしょう。

 自然への畏怖の想いを感じ取ってくれたかなぁ?惑星の自転や公転の役割や、軌道が何故あるのかなど難しいことはわからなくても、遭遇した一瞬を大切にしてほしい。そんな風に思えたよ。

 次の天文のイベントは、天の川と木星です。さあ真夏の夜には、何が起きるのでしょうか?銀河鉄道が走り、パックが悪戯しての楽しい夢の国へと連れて行ってくれるのでしょうか?真夏だからこそ、わくわくしちゃう冒険に出かけられるというもの。

 みんな一人ひとりが違った夢で、現実に還って来られるよう祈っていますね。ああ、ゆりかごの懸かった枇杷葉の根元で、切符を売っているようです。うふふ・・・とても小さくて、緑色した人ですよ。あなたにも買えるといいですね。出発は、旧暦の七夕さまです。

 枇杷葉の、お茶の匂いはどんな感じのものですか?我が家のは杏仁風の香りです。青草いにおいでないというのが微妙ですが、毎日飲んでいれば、だんだんとわかって来て感じれるようになります。花芽茶には、はっきりとアロマ効果があってこの香りに癒される。という方が多いです。

 全身を薄いベールで包み込むような気がして、うっとりしてきます。神経の高ぶりを押さえリラックスさせて後、意識を遮断します。この数分がとても大切で、目覚めた時には爽快感が残っています。それがピークになると、全身のパワーが充電されている。ということになるのです。

 私はアレルギー体質で、痒みが随時ありちょっとしたことに反応して全身かき傷だらけで、絶えず何処かしらが血で滲んでいました。メンソレータムやワセリンは、塗るとスーッとしていいのですがベタベタするのが難でした。

 祖母は暑い夏の間だけ、桃の葉であったり枇杷の葉を入れたりして、汗疹ではないけれども湯浴みをさせてくれました。長閑というか、何処かしら間の抜けた空間があったような気がします。

 花芽茶は偶然から思いついたのですが、Aさんや千葉のRさん。サンタさんたちが美味しいねと言ってくださるのでお分けしています。枇杷湯には、ちょっともったいないのでお茶で飲んでから入れましょう。枇杷茶も、何度か煎じてからの方がいいようです。

 1パックに15gですから、無茶苦茶には飲まないようにしましょう。夏バテ予防は春先にしておかなければ遅いのです。熱いお茶を、ふうふう言いながら飲まれますように。枇杷風呂では、全身浴をたっぷりなさっていてくださいね。
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