枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

暑さ寒さも・・・死語

2009年07月23日 | Weblog
 昔のもことわざも、最近は死語になりつつある傾向。若い人に限らず会話が成り立たない。文明の進歩が、人間の心の暖かさを忘れさせていく。夏は暑いの!暑くないと米が獲れません。50年も前のお百姓のしていたことを思えば、近年の機械化や、能率的な遣り方は素晴らしいものがあります。祖母も母も田を這うようにして田草を取り、肥料を与えていた。
 
 団扇しかなかった生活が、扇風機になり冷房がついた。でも身体は本能的に機械を拒否する。夏風邪を引き、骨まで冷え切っていろんな病気の原因を作る。枇杷茶を飲んでいると、体内の毒素が排出され、血液の浄化を促し免疫や抗体を自然に任せて創ってくれる。その決定的な変化が皮膚呼吸の促進です。これには旬の野菜を、時期に合わせてたっぷりいただくのも必要です。

 トマトや、胡瓜、茄子、瓜、西瓜、桃、葡萄、バナナ等、缶詰でない新鮮な物を、木から捥いで食べるのがいいのです。温室の物とは比べられない自然の恵みが溢れています。太陽や月、風と雨。多々なる恩恵をいただけることに感謝しましょう。それでこそあらゆる物の命を『いただきます』になり、『ごちそうさま』になるのではありませんか?全ての物に、命は宿っているのです。

 枇杷葉は、生命力の強い植物です。そのため体内にできた癌細胞を食べてしまう。枇杷茶も枇杷酒にも効果の差はありますが、毎日遅々としてでも続けていることによってその薬効が現れてくるのです。夏バテもしなくなり花粉症からも開放され、冷房に頼らない自然に適応していく身体を作ってくれるのです。個人的な症状にもより期間の限定はできませんが、必ず効果は出てきます。夏の陽射しに、シミやソバカスが増えることもなくなりますよ。

 日食や、月食。宇宙の数多の怪異には、命を貴び、畏れ、人間を生かしてもらえることへの感謝の念があるのです。不老不死の身体を与えてもらっても、人間は使いきれはしないでしょう。命は終えるもの、受け継がれて往くものなのです。長生きをするより生まれ変わって、違う人生を歩む方がどんなにか面白いって、その記憶があればですがね。

 今年の啓蟄。枇杷葉を見ると、雨蛙がさも気持ちよさそうに半眼開きで乗っていた。治療が終わるまで動こうとしない。いつの間にか居なくなった。と思ったら葉が枯れていく。枇杷葉の七不思議の一つです。
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