枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

蒟蒻物語

2009年07月06日 | Weblog
 蒟蒻は、種を植えて3年かかって芋になる。それを洗って潰して丸め、沸騰した湯に落として蒟蒻玉にする。刺身にするも由、田楽、キンピラ、すき焼きの友にもなる。しかし蒟蒻は苦労人でもある。いつも引き立て役を買って出るが、器量が悪いので常々ひがんでもいた。

 ところが枇杷葉と出会って、目の前が明るくなった。あちこちでお呼びがかかり、同時に重宝がられ感謝される日々が続く。人間の体の痛みのある箇所に、じっと座ってやるだけなのに、上へも下にも置かぬ待遇をしてくれる。

 蒟蒻は自分の考え違いを反省する度に、人間達が感謝するので照れくさい。文字通り熱くなったり、冷や汗が出たりの多忙さにびっくり!!益々、引っ張りだこになっていくので身体を捻ってしまうのであった。

 今日は昼頃に、約1名が仕事放棄。人数確保の対応なのに支障が発生し、急遽2名が時間延長で凌いだ。って疲れたよぉ。休み時間なしの10時間勤務。かなりのハードボイルドです。それもこれも仕事に出て来ていながら、上司に連絡もなしに遁ずらこくとはアルマジロ。由々しき事態。

 枇杷葉を知ってから、お茶やお酒で飲んで健康管理に極力努めている。然し、万能ではとの油断は禁物である。また過信は禁物で、自分の心の変化で微妙に違いが生じてくる。信じる者は救われるが心の有り様も一つではなく、捨てる神ありゃ拾う神もあることを証明することとなり気紛れでもある。

 サンタさんに頼んでいた珈琲。やっと手元に届く。ごめんね!そしてありがとう!!エキスポパックを開けたら、とてもいい香りの珈琲が匂ってきました。千葉のRさんからも、オーガニックティーが送られてきました。友人のMさんの編集された絵本の挿絵葉書が、同封されていました。セロ弾きのゴーシュとても素敵な絵本ですね。たくさん売れるといいですね。

 道端のガードレールの向こうに種が落ちて、いつしか育った枇杷葉。実がなってはいるが、酸っぱいうえに種がなかった。甘いのもあったが、自然の甘さで、昔ながらの野生の味です。蜘蛛の巣のゆりかごがかかっていました。
コメント
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