今朝は寒い。彼岸を過ぎたら、少しは暖かくなるのが例年であるが、ここ数年の気温の不安定さが、拍車をかけているとしか思えない。被災地の心痛は異かばかりであろうか。北国の寒さに慣れていても、住まいがなければ暖は取り難いのだから、自然の日当たりが、少しでもあるように願っている。夜空の星が、殊更に美しい。
昨日は、久々に掃除機を使っての掃除をする。枇杷葉茶で、雑巾掛けを済まし、塵を寄せておいて吸い込んだ。どうしても隅っこが埃に埋まる。それにしても寒い。布団を干していたが、早々と取り込む。洗濯物は、風があるので良く乾いている。夕方、除湿機をかけ湿気を飛ばした。衣類は特に湿っているのは病気になりそう。
庭は、春の装いに変わっている。クリスマスローズが満開になり、水仙は咲き終っている。次々と新芽をのぞかせる桑の木や、小手毬。薔薇の枝も挿し木のついたのは、新芽をだしている。海棠も緑色がつき始めた。チューリップも、ずい分葉を伸ばしてきた。ヒヤシンスは咲き出し、アネモネの茎も蕾を持ち上げた。
小さな草花にも花が咲いている。それなのにこの寒さは、どうしたというのか?Aさんに枇杷葉温圧療法を施しながら、不安で一杯になる。肩には自分で載せていた。足の裏と、腰はできないので当てる。枇杷葉の硬くて冷たい葉が次第に熱くなる。まだ蒟蒻が温かい中に、枇杷葉を見ると、機能回復使用とする患部が真っ黒だ。
Aさん地の枇杷葉は、樹が太く、青々と茂っている。葉を採りながら、太陽の光を、存分に浴びていることに感謝する。花芽もたくさんついているのがわかる。20年は経っていようか。庭師の方が植えてくれたらしいが、しっかりと根を張って、すこぶる成長がいい。20枚ばかりの生葉を採って、使うのだけ洗う。残りはナイロン袋で冷蔵庫での保管です。
寒さは、眼に見えませんが、蒟蒻を当てると、実によくわかる。熱さを感じる程度により、体に伝わっていくからです。蒟蒻を莫迦にしてはいけません。体は温めてやることです。電気では芯まで温もらない。また温まっても、直ぐに冷めるのです。ほかほかとしてきて、とても気持ちいいですよ。足の痛みも、膝の曲げも、根気よくしていれば歩けるようになりますよ。
数年前の枇杷葉の花芽。12月に咲いていると、どこからともなく漂ってくる。至福の一時ですね。