枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

限りある資源

2011年03月18日 | Weblog

 日本は、島国で、生産はしれている。その中で、自国の食べ物の供給を行い、蓄えておかなばならない。それなのに、山を田を放棄して、食べ物は、お金を払えばいいという考えは、どこかしら間違っている。打ち出の小槌ではないのだ。資源には限りがある。自然の恵みに依って生かされていることに気づかなければ。

 人間だけが、食べ物を自由にしていいのでもない。地球上のあらゆる生物の存在があってこそ、成り立っていくのだから。命のあることを感謝しよう。そこから、原点に戻ってみよう。お金があっても、物がなければ買うことはできない。日本の国は、お互いが助け合ってきた戦後を忘れてしまったのだ。哀しいことです。

 私にできることといえば、いつものように、節約と倹約です。寒くても湯たんぽで眠り、風呂も10日に1度くらいしか換えません。枇杷湯ですから、臭わないし、体が温まるしで、一挙両得です。洗濯にも水遣りにも使います。自分のできる範囲での、地球に対する思いやりです。自然との共有は、人間だけの自由にはいきません。

 枇杷葉に援けてもらえることの感謝。日々の生活の中で、自然に対しての、心の添わせ方が、今を生きることへの想いに通じるのだ。と、感じています。このことを忘れないでいることも大切です。人間一人のできることは、とても小さなことです。でも、木村秋則さんの言われる、ハチドリのように、できることをすることも、大事なことに違いないのです。

 自然が泣いている。地球が窮地に立っている。宇宙に援けを求めている。私にできることを、できることから始めるのです。いえ、始めています。ありがとう枇杷葉。その力を信じ、少しづつ渡していこうと想うのです。神さまが、使命を与えてくれたことにも、感謝します。枇杷葉の力が、体に溢れてきます。頑張らないけれど、生きることを選びます。

 2月に降った雪。あっという間に積もった。翌日には、その殆どがとけた。淡雪でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする