枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

宇宙の異変

2011年03月15日 | Weblog

 今日は、可笑しな天気だな。と思いつつ、布団干しを止め、洗濯だけにした。午後から友人と観梅に出かける。車中での話は、地震のこと、津波のことに集中する。その時に、友人の母親が、宇宙を見上げて、「こんな宇宙は観たことがない。何かわからんけど、大きなことが起きる気がする」、不安にかきたてられて、娘(友人)に話したと言う。

 地震の起きる2日前らしい。またこの時は、日中のことであり、友人の母親だけでなく、異様な宇宙に気づいた人もいたであろう。だがしかし、この時に地震が来ることまでは、予測できず、或いは、日数や時間まで、わからなかったことだろう。私が観たのは、夜の宇宙でいつもは深とした空気が、どんよりと漂っていた。

 地震も津波も、危険が迫っているから逃げなさい。と、言ったところで、何人の人が信じてくれただろう。ノアの箱舟ではないが、あざ笑ったりはしても、誰一人として信じようとしなかったから、ノアとその家族、つがいの生き物しか、助からなかったのだ。人間の驕りとしか言いようがない。人類は、贅沢になりすぎたのではないか。

 お金さえあれば、何でも買えるし、できると錯覚してしまったことにもあるのではないか。簡単で便利な、快適で住み易い生活を、選んだことがいけないのではない。人類にとっての生活にしたからではないか。核実験を繰り返し、戦争を止めないで、結果として、自分たちの住めない地球にしてしまった。

 地球が哀れである。声を振り絞って泣いている。きっと地球は、自力再生を果たそうと、必死になっているのだろう。手塚治虫氏の『火の鳥』に、猿田博士の痛恨の想いが描かれていた。光瀬 龍氏の『百億の昼と千億の夜と』では、アトランタ大陸が消滅する。神の計画の失敗によって。

 小春日和の銀河。とても気持ちよさそうです。

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