枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

連休、雑煮、年賀状

2015年01月02日 | Weblog

 昨夜、年賀状を書いていたら、深閑とする。観れば、山際に懸かる煌々とした月。雪が静かに降っていた。今朝、見れば綿帽子。一応お正月なので、新しい服に着替え、雑煮を作る。洗濯を済まし、残っていた数枚を書き上げて投函に行く。

 年賀状は書き上げたが、以前もらっていた住所録を終い込んで、探しても見つからない。勤務先へは手渡しにする。寒さも厳しく、ストーブを点ける。相変わらずの霜焼けと皸に、せっせとメンタムとワセリンを塗る。枇杷葉エキスにも浸す。

 書初めや初詣をしたいところだが、皸で字が歪む。ミミズがのたくる、とはこういうことらしい。裏の住人は、子どもを相変わらず虐待している。よりに依って元旦から、然も真夜中に泣かすとは、人格形成の未熟さを、補えることのない親だ。

 宮部みゆきの文庫、『お文の影』を読んでいて、祖母が悪戯にしてはならない、と云ったことを思い出す。火鉢に熾った火を、業と水や湯をかけて消すことだ。薬缶や土瓶の湯が零れるのは仕方ないが、火種を大切にする所以に違いない。

 今晩視る夢を初夢、と言うが、どんな夢の内容にも、本人への意味がある。個人的には、原発の再稼動は、認める訳にはいかない。役立たずのもんじゅに至っては、予算編成の無駄だ。御仏のお名を軽んじる行為。必ず、罰が下るのだ。

 例年、雑煮は餅を入れて祝うが、具材は気分依って変える。金時人参と春菊、豆腐を入れ、白味噌で仕立てた。餅は別に焼いてみた。色どりの問題かも?味さえ良ければ美味しい。あっさりして旨い。時間を持て余す休日だがのんびり。

 リエさんからもらった手袋は、暖かい上にシックで、使い良い。きっと忙しい中を、あちこち歩き回って、探してくれたんだろう。その心根が感じられ、填めるのがもったいないので、飾っていた。でも霜焼けに挫折。大切に使わせてもらいますから。

 鬼のののがみさんが、あけび酒を毎晩、飲まれている様子だ。きっと相性がよかったのかもしれない。薬酒として用いれば、体の隅々まで行き届くのだろう。枇杷葉酒もだが、本人に摂っての効果が望ましい。或いはまた、生き方にも通じる。

 昨夏の白枇杷と、煎じた枇杷葉茶。淹れただけでは薄い色だが、弱火で煎じると、こんなに鮮やかに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする