西天の山際に光る、金星発見す。自宅近くだが、これ以上進めば隠れるので、愛車を停めて撮影す。月は、中天にかかっている。何という美しさであることか。昨夜は、零時になっていたが庭に下り、木星とオリオンのペテルギウスに見惚れた。
四季折々の宇宙の換わりに、関心を持っていたいもの。勤務先で、メモリーブックをしていて、昭和初期の、或いは大正時代のことがわからない。と言うが、ネットで予め調べて、言葉や物の形を予備知識で持っていてほしい。昭和は遠くなった。
この時期の食べ物には、餅や栗もあった。柿の干した物や、漬物までがお八つだった。薩摩芋は、上手く土に入れていないと腐り、大半は野の物にやられる。池の鮒、田んぼの鰌、蜆がご馳走であり、物が無いから、ひもじくて仕方なかったなぁ。
こっそり砂糖壷に指を入れ、見つかって怒られる。甘酒は、糀を買って来て作る。流し焼きにしても、砂糖は入れないで作っていた。そんな物が口に入ればいい方で、買ってもらえないことの方が多かった。ぶげん者、という階級にしかなかった。
林檎は箱で買い、大鋸屑を入れてあった。食べた後は、机になり、椅子になり、壊れてしまえば、炊きつけになった。釘は、伸ばして再利用した。東京オリンピックの年には、やっとテレビ(白黒)が観え、釘付けになる。祖母のもらう遺族年金だった。
鉄腕アトム、鉄人28号、少年ケニア、狼少年ケン、スーパージェッター、宇宙少年ソラン、マグマ大使、ビッグX、Wスリー、NHK少年ドラマシリーズ。あの頃のトリックの貧弱さも、物語性が面白かったから楽しめた。隠密剣士や、こと姫七変化も。
最近のテレビに飽きている原因は、何処も彼処も食べ物番組。報道するキャスターは、タレントばかり。面白く可笑しくだけの興味本位ばかり。未成年の犯罪が増える背景には、大人の躾が出来ていない者が、子どもを産んでしまうからでしょう。
昨夏の庭に出来た、鉈豆と咲いている花。20cm位で取ると、軟らかくて美味しい。鞘が大きくなれば、種ができる。