晴れがましい日である。然し、一人で育ったのではない。親も居れば、家族や友人もいる。自分との様々な関わりがあり、想いがあり、この日までの命もある。親もまた、感無量の気持ちにもなる。振袖や袴を着なくても、大人になっていく自覚が必要。
神戸の震災から、早や20年が経過する。小さな命が消えたことに、痛恨の極みがある。親は子を想い、子は親を偲ぶ。戻れるなら、今直ぐにも還りたい。誰しも元の生活になって、家族と供に暮らしたい。時は、歩みを止めないし、そこには往けない。
この先も、地震の被害、津波が押し寄せる災害は続くだろう。人間への警告を無視することなく、自然からの声に耳を傾けよう。文明の発達には、人類の驕りが付く。謙虚であり、宇宙からのメッセージを見逃さないこと。神の領域に、踏み込まぬこと。
柚のエキスで、指を擦っていたら、先ず先ずの治りになってきた。洗剤の被害が、ここまで酷いとは思えず、紙の手拭等を使っていた。ここ数日手拭のタオルを持参、洗剤を使った後は小まめに柚エキスを塗ることにしたら、やっと改善に兆しが出た。
冷え性なので、手が冷たい。柚エキスを塗って両手を擦り合わせていたら、手の平が熱くなってきた。触ると火が揺らめいているようで、びっくりされた。何故かはわからないが、交差すると更に熱くなる。炬燵のようだ、と言われてしまった。人間炬燵?
帰宅して、愛車を停め玄関までを数歩歩く。枇杷葉の花芽の匂いが、ふんわりとしてくる。これは白枇杷だ。9年きっちりで生りだした。りささんのも、リエさんのも今年は、花芽が咲くかなぁ。サンタ枇杷葉は、品種は田中。雪が多いと枯れてしまうのよ。
サンタ枇杷葉と、りささん枇杷葉の間に、夏の間だけ出して置く。ランタナやベゴニアが咲き誇る。