暖かいので、雪ではなく雨になった。氷雨、と言うよりは霧雨のようで、大寒中とは思えない程の気温だ。こういう時が一番危ない。インフルエンザが猛威を振るう。お蔭なことに、山女酒がある。咽喉がイガイガすれば、飲んでいる。佳く効く。
幸いなことに、病原菌の方が寄り付かないらしい。暖房で暖かくしていないのも、いいらしい。コンビニで聞いたら、冬に汗をかき、夏にはかかないそうだ。季節が逆転しているのは好くないし、これが病気の元になってしまうことに気づかない。
金銭的にゆとりがあると、物事は金で片付く、と思い込む。確かに、裕福な暮らしができればいいが、持続させるのも大変だ。金があると貯めることに夢中になる。色んな物を背負い込むのも、覚悟しておこう。命があれば生きていけるんだ。
昨夜は、買って来たDVD『王妃マルゴ』を観ていたが、2時間半には厭きた。宗教のことが絡んでの王位の奪い合いも、ちょっとついていけない。萩尾望都のコミックスが解かり易い。実際に、存在したことにも衝撃を受けた。贅沢な世界である。
寒中の作業に、笹刈りを決めている。ご先祖さまの眠る斜面に、笹が群れている。ここを刈っておかないと、蝮が出て来てもわからない。墓も掃除に手間取るのだ。草の生え放題、荒れ放題にはできない。人生の終りに、後悔しないように思う。
誕生日が来ても、最近はうれしくない。プレゼントにも興味が湧かない。つまりは、欲しい物がないことだ。娘も息子も、見当外れの物ばかり。年齢を重ねると、衣類は下着に限る。それも絹がいい。軽くて暖かく年中重宝する。最近はネットで注文。
上司から、昨日の菜の花寿しのお礼を言われる。いやいや、子どもとの約束は、如何なることも果たさねば。従って、出来ない約束は、しないことです。なまじいい加減なことを、口約束すると、大人の不信感を育ててしまう。嘘つきは泥棒の・・・
夏が来れば思い出す・・・。尾瀬には行ったことはないが、みずばしょうの清らかさは、知っている。夏には、薔薇が咲き乱れる。