枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

鏡開き・とんど焼き

2015年01月11日 | Weblog

 座敷の床の間に飾ってある鏡餅を下ろし、集めたお飾りを川端に持って行く。年末に切って置いた竹竿の先に、鏡餅を挟んで火にかざす。正月に書いた書初めをくべる。高く真っ直ぐに上がれば、字が上手になると言われた。

 日曜日なることは滅多になく、学校に行く前に、祖母がお飾りだけで邪気祓いをしてくれる。鏡餅は帰宅してからもらい、風呂の焚口で焙ってくれたり、お湯に浸けて食べた。雷さま除けらしいので、硬くても我慢して口に入る。

 寒い時期の行事で、風邪を引かないように気を引締め、春の訪れを心待ちに、炬燵に潜り込む。と言っても、練炭か炭を熾して入れる。電気ではないので、くっつけると火傷するし、足だけでは暖かくもない。冬は嫌いである。

 霜焼けで(凍傷)難儀なのに、外で遊ばなければつまらない。暗くなるまで駆け回っていた。むろん、足も霜焼けだ。家でじっとして、人形遊びをするのが厭で、山の斜面を竹スキーで滑った。木の葉と松葉を山道に敷いておく。

 風呂も、五右衛門風呂であったから、冷えた体を浸けると、たちまち温くなる。追い焚きをされると、茹で上がっていた。祖母の浮かべてくれる柚が、体を温めてくれた。曝し木綿に入れて、何回も使っていた。皸、霜焼けに泣く。

 柚エキスが出来たので、勤務先に持って行く。塗っていたら、香りに手が出る。さらさらなのに、つるつるになりびっくりしていた。皸が少しは良くなる。馬油とメンタムも、せっせと塗るが、台所仕事は欠かせないので一進一退。

 午前中は比較的天気だが、午後から曇り空に変わる。曇り空から、今にも雪が舞い降りそうだ。洗濯物は、室内に置いておく方がよく乾く。乾燥注意報発令中だ。咽喉が痛くなったら風邪の初期症状。手洗い、嗽の施行を!

 昨夏の、枇杷葉の根元に置いたプランター。メロンの苗を買って植えた。ソフトテニス球位のが生った。甘かったよ。

コメント
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