青空市に行くと、スモモがある。木から捥いだばかりなので、瑞々しい。変った品種もあって美味しそう。焼きすくもを買いに行ったのだが、胡瓜も買う。帰宅したら友人が来ていて、野菜をごっそりくれた。一人では食べ切れないほどもらう。
明日から、野菜のおかずだ。あっ!明日は険食があるので、持って行けない。今晩のおかずにして食そう。ピーマンの食べ方も色々あるが、煮物にすると食べ易い。臭いが苦手な人が多いが、栄養がないから肥らない。棄てる種が薬だ。
現代農業を読んでいたら、興味のある記事が見つかった。早速庭のドクダミを取って、鍋で煎じる。無農薬でするためには、試す必要もある。百日紅と薔薇の蕾にかけ、残りは庭中にスプレーしておく。我が家の枇杷は何処にも劣らずの味。
きっかけはどうということはないが、鬼ケ島での鬼さんに何かお礼がしたかった。そこから桃は流れていくようになり、某作家さんの大好物とわかり、ご自宅に送らせてもらっている。然し、桃は3年で生るが、管理が難しい。そこで枇杷にした。
枇杷葉の薬効は古来からあり、葉や種の効能もお知らせして、今では我が家のを待っていてくださる。丁寧なお礼状には恐縮してしまうが、何よりも美味しいと口にしてくださるのが嬉しい。こちらは自然を相手なので、約束ができないのだ。
今年は、白枇杷が鈴生りになり、味も甘酸っぱく濃厚であった。朝取りを宅配で送り、心配していたが無事に着き、大満足の様子が手紙に書かれてある。李や杏も生ってくれればいいが、そうは上手くいかない。枇杷葉だけは、自信作である。
自然の恵みなので、その年にも因るが、丹精込めて拘っていると、枇杷葉にも伝わるものだ。無農薬のりんごの、木村秋則さんも言われているが、作る人の心根で、作物は違う。天に感謝することを、枇杷葉にお礼を、決して忘れないことだ。
金星が外合になり、宵の宇宙に輝きだした。マイナスがつく光度と、除々に高度も上がっていく。美の女神。