東南に当たる枇杷葉は、育っていたのが枯れて、脇から新芽が出ての木だ。品種は田中かであろうか。糠が少なかったのと、今年が初なりなのもあり、中々袋が外れない。同じ枝で結実しているのに、熟れ方が異なる。仕方なく、熟れているのだけを捥いでいく。袋の中で枯れてしまったのも。
今朝は、蒲団を干したものの、天気が怪しくなって取り込み、その後すばるのトイレを換え、洗濯機を何度か回しておく。気づけば昼が来ていた。Aさんちにお水を分けて貰いに寄り、リエさんの勤務している会社宛てに、枇杷葉茶も一緒に送る。箱は2つにしたが、軽いので料金は安かった。
郵便局に出向き、白枇杷を持って行く。沙羅双樹の花があるので、支払いと撮影を兼ねてだ。帰宅して更新をしている。リエさんに連絡がつかないが、会社宛てなので大丈夫だろう。冷房と言う程の温度でもないが、点けていると湿気が少なく快適だ。身体に直接当たらないようにしているの。
合歓の花が咲き出した。萩も沿道に零れるばかりだ。但し、時期的には早いので、山を切り開いての場所に限る。季節感の漂う花木には、自然からの恩恵を感じる。季節の移ろいを想い、農事をしていた祖母の姿を偲ぶ。古里の山は荒れ、家も猿が棲みつく体たらく。兄の代だと諦めている。
ゆりかごの歌をカナリアが歌うよ ねんねこねんねこねんねこよ。ゆりかごの上に枇杷の実がゆれるよ ねんねこねんねこねんねこよ。白枇杷を残す処になった収穫だが、生り年だけにたくさんの実に感謝する。毎年、上げている方は無論、糖尿の血糖値に効果があるので、袋一杯を上げた。
野鳥も啄んでいるようで、今年の生り具合は上出来だった。来年には、枝の剪定もするので、半分以下になる見通しだ。裏年に剪定をするのが好いことに気づいた。然しそれにしても、摘果しないので鈴生りだが、何分粒が小さい。うずらの卵大であるので、剥くのが手間にも。味はいいが。
長崎茂木。植えた場所が拙かったのか、寒さに弱いので結実しなかった。9年目からやっと生る。