枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

根気で持続を

2019年09月02日 | Weblog

 枇杷葉温圧療法をしながら、つい転寝をしてしまう。身体が温まってくるからだが、実に心地よい。何処かに治療に行けば、高額な上に時間も掛かるので、億劫なことに加えて、煩わしさが増す。自宅での自分でするのなら、何をしていてもいいのと、リラックスが保証される。水道代とガス代は必要。

 電磁機は、オール電化にすれば安いと賑やかに言っていたが、原発再稼働の杞憂があり、福島の事実上の復興には遠いのでしない。燃料の取扱いに関しては、綺麗で手間でなければ、金はかかるのは明らか。昨今は、薪でさえ手に入り難い。竈も消えてしまったが、地震が来れば使い方が分らない者も。

 枇杷葉の威力の素晴らしさは元より、蒟蒻を侮る莫れである。枇杷葉は、夏の間に硬くなってきており、下の方から採っていく。あちこちの樹の状態を見ながら、20枚程度を袋に入れて使うのだ。常温での管理でいいが、冷蔵庫に入れておくと1週間は持つ。それ以上になると、酸素で呼吸困難に陥。

 植物は、二酸化炭素を吸って酸素を吐いてくれるので、人間の命も保たれる。自然からの恩恵の尤もたるものだ。加えて、人類は何も生み出さない。資源を盗り尽くすことはしても、還すことを考えない。そうして自分達が困ると、自然破壊をするなと大騒ぎする。覆水盆に返らずの故事も遥か彼方に。

 今夏の課題図書に、ある晴れた夏の朝、という本がある。図書館に予約していて、子ども達が読み終えた時点で借りた。広島と長崎に落とされた、原爆の種類が違うことに今更ながら気づく。炸裂した時点での、温度の高さにも驚くが、アメリカの高慢な判断に憤りのない想い。瞬時に消えた命は犠牲。

 原爆を使った実験では、第五福竜丸の被爆が記憶に残り、憤懣やるかたない心に、地震と津波の同時発生での、福島第一原発の事故。人類の驕りとも、アメリカからの押し付けで、事故が起きたとも云える。事実の記録や、真実は隠されたままで、再稼働への動きをするが、地球を破壊するのも止めよう。

 滝の向こうから、大蛇が覗く。でも冷静になれば、アマゾンの奥地ではないことに気づく。

 

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