台風の影響で風雨が激しい。それも降ったり止んだり、突然荒れ狂ったりする。その合間を縫って図書館に出向く。明日も明後日も、休館となるので何があっても行く。樹木希林さんの著作が2冊と、薪能の写真付き解説を借りる。奈良に出掛けることは少なくなったが、日本の伝統芸能の美しさは充分に愉しめる。
増税で慌てて買うと、思わぬ出費になるので用心しよう。実際に必要な物だけを買えばいいので、宣伝には乗らない。今後は、食品も乾物中心でいけば、緊急時にも対応できる。冷静に考えての備蓄といこう。雨の日には出歩かないことにして、計画的に心積もりをしておこう。枇杷葉の縁で、他部所の方が新米を。
枇杷葉を上げた方でも、ここまで心の籠ったことをしてくれた人は居ない。枇杷葉の苗木をあげても、或いは、枇杷葉茶を林檎箱に一杯に詰めてあげても、口先ではお金を払うと言いながら、勝手に他に分けたり、高いと言うのには呆れる。寒中の時期に採った物を、丁寧に仕分けして切り、箱に詰めて持って行く。
職場でも、自前の珈琲を淹れるのは、自分が飲みたいからで、序でがあるから注ぐのだ。淹れてくれ、と言うなら気持ちだけでも払って。当たり前のようにして飲まれたり、淹れないのが悪いような態度では、疑問点がつくばかりとなる。せめて1回でも、店頭で買ってくるとか、価格を言っているのだから払って。
新米をくれた他部署の人は、自分で田植えをし、世話をしながらの収穫である。百姓の大変さは、してきただけに知っている。世の中は、持ちつ持たれつであろう。同じことは出来なくても好いから、気にかけることや思うことも大事だ。それは決してタダではない。無い物を補い、分けていけるやさしさだと想う。
相手のことを慮り、自分に出来ることを探し見つける。表向きはどうであれ、内面に秘めた清さとやさしさを持ちたい。他人に振り回されない知恵かも知れない。介護の業務は、そういった小さな積み重ねが大切。同時に、個々の癖を呑み込んで、してもらうこと、介助することを分けること。何もかもは無理である。
サンタ枇杷葉は、淡路島に枇杷狩りに行った時に買った種を植えた。品種は田中で、葉も実も大きい。