枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

ああ・無情

2022年09月12日 | Weblog
 国葬への丁寧で、分かり易い説明ができない。それに値する人物なら、反対等起きない筈なのが増える一方であるのは何故?今更と云うが、その巨額の費用があれば、庶民大勢の生活が潤うのは確かなのに。経済が潤わないのは、商品を高くして材料費を安く上げようとするから。粗悪品は直ぐに壊れるわ。

 パンを、妹の子どもの為に盗んだジャン・バルジャン。刑期を勤めてなら良かったが、其処には言い表せぬ憤怒もある。あの時代であるから、姿は変えられずとも名前の偽証はでき神父の真心に人生を代えた。執拗に追うベジャール警部、職務に忠実なのが良いのか人間の心なのが正しいのか苦悶して果る。

 西遊記。三蔵法師の祈りには、悟空への純粋な気持ちがあったのに他の邪念が歪めてしまう。相手を信じることには、己の心が迷わぬこともあり堪えて励む三蔵。他人を悟らせるには、自分の行いを静かに視られることも重要だ。押し付けず、諍わずの真心がないと暴走してしまう自分の生き方を問う機会。

 昨日、白の曼珠沙華が覗いているとの知らせを貰う。我が家には、その方から贈られたのがあり心待ちにしていた。露草を少し除けていくと、すっと1本立ち上がって20㎝のがあり近くに3本芽が見えた。お彼岸が近づくと、田の畔に見えるのは朱赤が多い。これを見つけると、ごんぎつねを思い出してしまう。

 初秋を過ぎると、本格的な秋の夜長となり旬をたのしめる。木通の熟れ具合に驚き、今尚咲き続ける百日紅がうれしく有難い。気温の定まらぬ年であるからか、終わりがないように空に映える。枇杷葉の生葉の勢いも、1枚が優に30㎝はあるのが木々を覆っている。今年も茶葉作りに励めると、心は弾んでる。
コメント (6)
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