枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

雪がちらつく・・・

2023年11月19日 | Weblog
 今朝は快晴、雲はあるものの温かさに一息吐いている。前日のこと、北の空が曇り瞬く間に黒雲湧き上がってちらつく物あり。まさか?雪でした、小一時間程度風交じりに吹き遊び気温も低下。ブロ友さんも、雪が降ったと更新されていて納得の次第。指先が冷たくて、手覆いを填めたら少しは温かくなりました。

 この時期、数年に一度の割合で起きる現象だが今年度の異常さを思うばかり。昨年には、温かで穏やかな日和続き蜜蜂も飛んでいたのが見かけない。枇杷葉の裏年とは、こういう事態も有り得ると地面の濡れた外に出て観上げた。風の勢いも強くなり、木枯らしの季節がやって来たと胸元を掻き合わせ身体縮める。

 トーランドット。映像と主役・脇役の多彩に加えて衣装に眼を奪われるのは、好みの色であるからだがとも。カラフ王子はフラミンゴ、間違いブラシド・ドミンゴ何ともハムサンド。リュウ役の彼女も、歌声もだが想いを切々と訴えてこと切れる。想う気持ちに境はなく、愛する気持ちに偽りのあろう筈もなくて。

 劇中の有名な場面は、荒川静香さんがトリノオリンピックで優勝されたからご存じと。誰も寝てはならぬは、王子の姫への謎解きだ。ソプラノとテノールの響きに、暫し酔いしれた。姫の心情が衣装に依って変化する、白から清んだ淡い水色に濃い青にと心の動きを現わせる。生で観たかった作品の一つでもある。

 庭の徘徊時には、枯れ葉を外し落ち葉を片付ける。枇杷葉の枝の中心には、そのどれもに苞が膨らみを見せているが満開には遠い。僅かに綻んだ花の香りに満足しながらもうれしく、声をかけて廻る。命は、人間だけではないと知らされる瞬間だ。自然からの恩恵に、祈りと感謝を持ち暮らせるありがたさを想う。
コメント (2)
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