枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

冬景色・霜月・中潮

2024年12月05日 | Weblog

 今朝も窓の結露を拭きながら、霧の懸かる景色を見やり古里へと翔ける。布団内から出られず、学校に遅刻寸前を駆けこむ孫に祖母は外で焚き火して待っている。豆殻であったり夕方集めた枯れ木で、そのあと籾殻を乗せて焼く。

 当時の暮らしは、炬燵と云えば炭で小さな櫓仕上げかあんか。冷え込む夜半の寒さに、身体が温まるのは時間がかかる。足が冷たいと眠れずなので、川の字ではなくYの形に真中へ炬燵を置く。障子や戸袋からの隙間風に震えた。

 衣類も綿が多く、寒さには動くしかないので集合時間を無視し坂を駆け下りる。学校には、石炭ストーブが焚かれていても手足の凍傷防げず。体内の血流が止まる為で、身体が温まると痒くなり勉強どころではなかったのも事実。

 年齢を重ねて来て、血液の流れを促し破れや詰まりを解消する枇杷葉に援けられる。脳裏に浮かぶ祖母の姿は、早朝から牛や鶏の世話をし畑や田の作業を休まずしていた。薬草に知識多く、働き詰めの人生を想えば有難さ気づく。

 昨日は足湯の娘さんが来宅し、脹脛マッサージする。小豆懐炉を買ってあるのに使わず、枇杷葉茶も間遠。体調維持は、自らの決意変わらぬことと小言也。日頃の思いを喋りながら、珈琲飲みお八つを口に滞在し満足し帰宅。

 今朝の気温にストーブ点け、枇杷葉茶煎じる土瓶かけている。この後ポットに保存し、湯のみにて温かいのも飲んで血液の浄化。一年を通じて、常温か温かいのを口にしている。枇杷葉は、半月から1ヶ月そのまま煎じる。

 自然からの恩恵、祈りと感謝にて与えらし暮らし厭わず。無い物強請り限が無くと、現状維持を努めるとも。

コメント (2)
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