枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

シンデレラタイムを過ぎて

2024年12月08日 | Weblog

 今朝の気温は4℃、指が冷たく感じるものの青空が覗き霧も見えず。昨夜は、奇跡の人を繰り返し観ていて、サリバン教師とヘレンに欠かせなかった心の繋がりを強く思えた。その深い愛情が、三重苦を超えて成長をみせた。

 命を与えられて誕生しても、思い通りに生きられることは皆無だろう。それに抗うのではなく、自らに足らずを補えるよう気づき感謝できれば思考も変わる。楽器を奏でるにも、触れる者に依っては音も聴く相手へと伝わる。

 奇跡の人を演じているのは、パティ・デューク。彼女は、サリバン教師もやっているがヘレン役が違う。実在する人物を俳優が代わるというのは、相当に難しいと思える。仮面を被るのは無論、環境や性格等同じとは云えぬ。

 夕刻の宙に懸る月と金星を観て、枇杷湯に浸り身体の毒素を抜き枇杷葉エキス塗布し夕食を摂る。Pm7時には東天から南天と惑星・木星・土星を眺めつつ、数多の星の輝くに待つ也。曇らねば、玄関出ると観られる有難さ。

 今夕には土星食・1等星も観られるが、当地は中らず。木星-2.8等星は衝となるし、宙から目が離せない。今月はふたご座流星群・満月と、子熊座流星群も飛ぶ愉しみ。年度の締め括りとしては、最大級の天体ショーとなる。

 庭は枇杷葉の花が咲き、山茶花の饗宴も南天が彩を添える。冬になれば気温の低さは大気が澄むこととうれしく、宇宙の神秘に心は翔けていく。自然からの恩恵を与えて貰えし、不平不満を並べず祈りとして感謝する為り。

 心がときめいたり、歓びの対象は異なること違わずにも訓えを覚る。自然からの恩恵を、身体に纏える至福の刻と亘りて。

コメント (2)
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