勤務先に枇杷を持って行く。皆に食べてもらって、種を持ち帰った。ジャムの瓶に焼酎を入れて、漬けこんだ。無論、枇杷の種は、焼酎でちゃんと洗っています。うふ♥1年後が愉しみ。今年の天候不順で、甘さも果汁も足りません。長崎の茂木ですが、この程度なのが淋しいです。糠を入れてるのかな?熟す前に採るからかな?佐藤錦も、甘味がなかった。寒中の管理ができてないような気がします。
新聞紙上に、言葉による虐待の記事があったが、あれは何処の施設でもある。そういった言葉を、自分で意識して使わないようにすればいいのを、わざとかどうか、最近は頻繁に聴く。言葉に鈍感になってしまって、それらの持つ意味がわかっていない。まあ、それにしても私語の何と多いことか。感心してしまう。これでは、満遍なく眼が行き届かない。
今日は一日、湿度の高い、汗ばむ不快な日でした。こういった日には、そうでなくても退屈している者には、耐えられないことなのかも。しかもお互いの症状がわかっていないのですから、其々が相手を見下して物言う。でもこれには、意外とスタッフの心が、反映していることが多いのです。以心伝心と言いますが、何事も謙虚に勤務していなくては、争いが絶えません。
枇杷茶で飲んだ後の葉を、ぼかしにしようと集めている。新しい鉢の中にも入れます。土の保存状態がいいですね。化学肥料等の、人工的な物は要りません。自然の恵みをふんだんに使った堆肥には、土を甦らせる力もあります。そういった意味では、我が家の枇杷葉自体が、甘くて美味しいのかもしれません。加えて井戸水がいいのでしょう。分けて頂けることはほんとうに感謝です。
今年の野菜や果物の作柄は、自然の力を借りた状態なら、まずまずだろうが、農薬を使ったりする、自然に反するやり方では、収穫がかなり怪しいようです。実際、いざという時の踏ん張りが効きません。本来の逞しさがない。見た目がいいのは、確かに商品価値がありますが、食べる段になったら、美味しい物がいい。と思いますが、調味料で誤魔化すのかな?
旬の物を、素材を生かして頂く。そういった簡単なようで、人手間かけた料理は、最近見かけなくなりました。無農薬の珈琲のカスを、牛の床に入れたりすると、臭いがしなくなったり、乳の出がいいようですね。枇杷葉にも同じ効果があります。柿にもあります。私が子どもの頃には、田を耕すのに牛が居ました。祖母は、床を返るとき、押切で柿の枝を切って入れたり、柴や枇杷葉の枝も切っていました。
牛も、人間も同じ屋根の下です。臭いは無い方がいいに決まっています。そういった植物には、体臭を消したり、殺菌作用のある物を用いていたようです。まさに生活の知恵だったのですね。牛は、とても綺麗好きで、自分の糞尿の上には寝ません。従って、寝床が汚くなると、詮木を外す勢いで、体当たりをしていました。祖母は、日にちを予め決め、雨で無い限りはしていた。
北向きの枇杷苗。3年物です。1年物も育っていますが、未だ10cmくらいから大きくなりません。品種が違うと育たないようです。