友人の所まで、あけびをもらいに行く。開いたのや、まだ開いていなのもある。孫二人が見つけて食べていい。と聞く。種は、今回、枇杷葉の木の周りに蒔く。どうかなぁ?あけびも、子どもの頃には家の裏にあったり、焚物を積んだ小屋を覆っていたりした。
青空市にも行く。あるわあるわ!全部買い占めようと思ったが、独り占めはいけない。と、残しておいたら、集団のご婦人蓮がやって来て、あけびを見て歓声を上げた。どうやら食べたことがあるらしい。で、その後皮をどうするの?
焼酎に漬けておけば、エヘン虫にいいよ。と言うと、手に取った。焼酎は、35℃なんだが、言い忘れた。まあ、メモも取っていないのだから、仕方がない。偶然遭ったのだ、用心に越したことはないのに無用心である。バッグの中に、メモ用紙と、ペンは必須です。
あけび(鶏の卵大)2~3個を、2ℓの果実瓶に入れる。この時、注意することは、水洗いはしません。焼酎で洗います。軽く拭くのもいいです。その後、1.8ℓの焼酎を、瓶一杯まで注ぎ、蓋をして冷暗所で保管する。3ヶ月位から使え、ティースプーン1杯が目安。
できれば1年以上を寝かせるのがよく、色も断然濃くなる。最初、ジャム瓶に入れておき、1年以上が経過した時点で、果実瓶に移すのもいい。嗽をするか生地で飲むか。酔っ払うほどではなく、喉のイガイガが取れます。自然の物は、命の欠片をくれるのです。
扁桃腺には、焼いた塩か、或いは塩をそのまま、手拭に包んで、患部に貼ります。一晩喉を巻いて寝れば、すっきりします。喉もウイルスで炎症を起こしているので、塩が殺菌するのです。塩は止血作用もあります。昔の人の知恵に、大いに感心。
我が家の枇杷葉と、今夏生った、鉈豆です。炒め物、揚げ物、散らし寿し、煮物、焼酎にも漬けました。