フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

新車で秋の八ヶ岳を走る

2010-10-07 | 八ヶ岳

今朝もいい天気だが、山には雲がかかっている。

今日は、山梨スバルに車を取りに行く日だ。驚いたことに、山梨に来ると調子が悪かったカーナビが急に作動して、このあたりの地図を表示している。早速山梨スバルを行き先に指定する。道を覚えるために地道を走ろう。走っていると天気がいいので、少し暑くなってきた。

山梨スバル本社の前には、県立山梨中央病院がすくっと立っている。2005年に改築工事が完了したというだけ、真新しさを感じさせる外観だ。

10時から、車の受け渡しの説明を受ける。車検証からはじまって、車体関係の保障、キーの受け取り、この後の点検日程など。それが終わると、実際に車に乗って、エンジンをかける。表示板の説明、キー操作など。特に難しいことはなく、これまでとほとんど同じだ。エンジンルームの中を見る。さすがに、奇麗で美しい。

今後もお世話になりますのでよろしくお願いします、と双方あいさつし、山梨スバルを後にする。私が新車に乗り、妻が旧車の運転をする。
早速、カーナビに行き先を指定すると、一発で表示が出たのが快感だ。車をゆるゆる走らせ、まずは近くのガソリンスタンドへ行く。旧車はハイオクだったが、新車はレギュラーなので、満タンに入れても5~600円安くなるので助かる。

ところが走ってみると、ハイオク2.5Lとレギュラー2.0Lでは、やはりパワーの弱さを感じる。特に坂道では、かなりアクセルを踏み込まなければスピードが上がって来ない。ま、これからは、スピードを控えよということかな。

アダージョの森に帰ってくると、地元のAさん達が、蕎麦の刈り入れ作業に忙しそうだ。丁度昼時になったので、昼食を食べに出かける。モリモトのイタリアンを食べようと行ってみると、生憎木曜日は休みだった。それでは、このところ異常に人気が高まっている中村農場へ行こう。平日で1時を回っていたので、さすがにすいていたが、それでも、お客さんは結構入っている。

定番の「親子どんぶり」を注文する。久ぶりに食べてみたが、「あれっ?卵の粘りが弱いな」。以前は、見るからに、どろっとした卵がかかっていたが、その感じがないような気がする。以前では気にならなかったが、タマネギがやネギが入っていないのも、味に楽しみがない。期待感が大きかっただけに、少しがっかりしてしまった。

腹ごしらえができたし、さあ、どこへ行こうか。「西部」を目指そう。八ヶ岳東麓にいると、西麓を目指したくなるものだ。途中、小渕沢の道の駅に立ち寄り、このところ急騰しているトマトを買う。久しぶりに「バラクラ・イングリッシュガーデン」へ行ってみることにする。

カーナビに入力すると、横浜バラクラなど、沢山のバラクラ出てくる。その中から蓼科バラクラを行き先に指定する。秋の原村の広々とした田園風景が広がる道を疾走すると、本当に気持ちがいい。ほどなく、バラクラに到着。

丁度、「ハーベストフェスティバル2010 バラクラの収穫祭」をやっていた。入場料は1400円と高い。後100円出すと向こう1年間有効だというので、迷うことなく1500円払った。バラクラの入会書なるものに、氏名、住所などを書いた。これで私たちも会員になるらしい。

正面の黄金ニセアカシアが、一段と黄葉していた。庭に出るまでにショッピングゾーンが続いている。

庭に出ると、一面にダリアが咲いていた。もう、秋バラのシーズンが終わったのかな。バラクラがいつの間にか「ダリア・クラ」に変身していた。

驚いたことに、小渕沢ペンション「あるびおん」の奥さんとばったり出会った。忙しい時間の合間をぬって、ボランティアで来ているとのことだ。芝生の中に白やピンクのコルチカムが立ち上がっていた。

奥の芝生では、「英国ロイヤルマリンバンドの演奏会。世界的にも有名な女王陛下のための英国海兵隊軍楽隊がクインテットで来日します!!」と銘打ったブラスの演奏会があった。丁度、テレビ信州が夕方の生番組の収録に来ていて、ケイ・山田さんのインタビューや演奏の様子を撮影していた。ひょっとして私たちも映っていたかもしれない。

演奏終了後5時になったので、バラクラを出ることにする。西の方に夕日が美しく輝いているのを見ながら、原村を走るのは爽快だった。