フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

トルコ料理

2010-10-23 | グルメ・クッキング

今日はうす曇り、やや暖かい。

午前中は、昨日途中で終わってしまったフルート練習をする。まずはソノリテで、ゆっくり音出しをする。心構えは、「響き、芯のある音、澄んだ音」。指、腕、肩の力を抜く。フルートを安定して支える。下腹で音を支えて音を消していく。

「毎日の練習」NO1はパターン1に戻る。テンポは88だ。音を大きく出し過ぎ無いように注意する。NO7の運指練習はテンポ50だ。パターン9で一番苦手なパターンなのでスムーズに音が流れない。NO8のアルペジオもテンポ50でやる。これも、つかえてしまうのが問題だった。

「アルテ16課の2」は第3と第4の変奏を練習した。だいぶ良くなってきた。次に「ロマンティック・エチュード」NO17をやる。トリルの運指に力がはいてしまってスムーズに流れないので、まず、トリルだけを取り出して練習する。その後、曲を通して吹いてい見るが、やはりトリルでつかえてしまう。この曲も時間がかかりそうだ。

そこまでやって昼になったので練習を終える。

昼から、妻がおばあちゃんと一緒に帰ってきた。おじいちゃんのお墓参いりに行ってきた帰りだ。おばあちゃんは庭を見て、一輪だけ残っている赤いバラが気に行ったようだ。その横のモクレンの葉を見てあの大きい葉っぱは何の木と、何度も尋ね、その都度「モクレン」と答えると「ふーん」と言っていた。

その後、おばあちゃんを家に送るついでに、私も一緒に出掛けることにする。

心斎橋に着くと、買い物客でごった返していた。心斎橋筋でストリートミュージシャンが演奏していて、沢山の人だかりだ。金色のクラリネットを吹いている女性の演奏が上手なので、やんやの拍手だった。

久しぶりに東急ハンズへ寄った。時節柄、ハロウィン関係の衣装、飾り付けなどが売られていた。2階のキッチン売り場には、噂の「タジン鍋」が、色、大きさの違うものがずらっと並んでいた。8階のステーショナリー売り場には、もう2011の手帳が売りに出されている。今使っている手帳が気に入っているので、探してみたが、残念ながら同じものがなかった。

その後、心斎橋のヤマハ楽器店へ。楽器売り場では、エプロンをかけたヴァイオリン職人風の人が「チゴイネルワイゼン」を演奏していた。実に上手い。これは素人ではないであろう。

フルートの楽譜売り場を覗くと、先日探していたバッハのフルートソナタ「BWV1033」の楽譜があったので、内心「ヤッタ!」と思い買う。もちろん今の私には全曲演奏などできないが、第1楽章Andante、第4楽章のMenuettは美しい曲なので是非吹いてみたいと思っている。

今夜は、トルコ料理を食べに行く。大阪でフルートを習っていた先生がこの夏トルコ旅行に行ってこられたので、その話をもう一人の生徒さんと一緒に、トルコ料理食べながら聞かせてもらう、ことになっている。

行ったところは、四ツ橋にある「イスタンブールコナック」というトルコ料理の店。入店した時は空いていたが、直ぐに満席になる盛況ぶりだ。8割がたが女性客だった。


まずは、ビールを頼む。タップス・キョレッシュというトルコビールで乾杯した。軽くすっきりした味わいのビールだ。

料理は、まずは、前菜の盛り合わせから。

トルコパンがついていて、プックリと膨らんでいてちぎると中は空洞になっている。焼きたての熱々でもっちりと美味しい。向こうにあるのはトマトのピリ辛サラダ。

次に運ばれてきたのは、ムール貝のドリマ・オリーブオイルの冷製。ボリュームのある貝の下に、ピラフが詰まっている。どことなく、日本料理の様な味だ。


次はイスケンデルケバブ、羊肉を味付けして炒めトマトソースとヨーグルトソースがかかっている。これも爽やかな辛さで食べやすい。


最後はシシカバブ風の羊肉を焼いたもの。この羊肉は柔らかく美味しかった。

飲み物はビールの他に、ラクという不思議な味のトルコの地酒を飲んだ。白く濁っている。蒸留酒で水で割ったものだ。トルコワインも白、赤を味わった。

 


呼び物のベリーダンスが始まると客席から手拍子が鳴るなかで、アラビアンナイトは最高潮に達した。

いつの日かトルコには行かねばならない。イスタンブール、カッパドキア、ボスポラス海峡、東西文化の融合、オスマントルコの栄光。アジアの西端の地。古代遺跡トロイの隣はエーゲ海からギリシャへ。次第に酔いがまわり夢が広がる。