フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

収穫の一日

2010-10-29 | 

今朝は、雲が多いながらも、まずまずの天気だ。このところの冷え込みも緩んだ。
外気温4度、室温14度、湿度45%。

朝食は和食、昨夜スイッチを入れておいた「モチ赤米」入りのご飯が炊きあがった。少し赤みがかったご飯で、粘りがあり、ゆっくり噛むと甘みが出てくる。

朝食を食べてくつろいでいるとKITAHOさんから連絡が入った。「秘密基地」にやってきていて、約束していた、白花リコリスを持ってきてくれるというのだ。本当に律義な人だ。待っていると直ぐにやってきてくれた。お茶でもどうですかと勧めたが、今日は娘さんとお孫さんが来ていて、晴れるのは今日だけなので、悪いが、直ぐに家に帰りますといって、帰っていった。お忙しそうだ。頂いたリコリスは、植え付けはまだ間にあうとのこと、大切に育てよう。

今日は、いよいよ、サツマイモと小芋の収穫の日だ。このところの冷え込みで、これ以上畑に置いておくと成長するどころか、逆に炒めてしまう恐れがある。まずは、サツマイモの掘り上げだ。サツマイモの蔓を持ち上げ、根元で切る。その後マルチをを取り払う。一つ一つの株の回りをスコップでゆっくり掘っていくと、赤紫色のサツマイモが出てきた、それが四方に広がった根の先にできている。

芋を傷つけないよう丁寧に掘って行く。一つの株に、多くの芋がついているのがうれしい。畑の恵みの豊かさを実感する。ひと畝のサツマイモを掘り上げるのに1時間以上の時間がかかった。

次は、小芋の掘り上げだ。上部に生えている大きな葉ごとにマルチを切り離す。

次に葉の回りをスコップで掘り、芋を浮かし、最後は葉の束を持って、小芋が沢山ついている根を掘り上げる。その後、ズイキの葉を刈りこみ鋏で切る。小芋も結構沢山なっている。

畑のそれ以外の作物は、ズッキーニがこのところも冷え込みで葉が傷み茎が腐っていた。ナスビ、オクラもほとんど終わりかけだ。逆に大根はすくすく育っている。白菜、キャベツもまずまずだ。ブロッコリーが倒れかかっていたので添え木をした。

見上げると、畑のコスモスが秋空に高く咲いている。サツマイモや小芋以外にも、ズッキーニ、ナス、シシトウ、大根、べか菜などを収穫した。午前中で畑の収穫を終えることができた。

昼からは、Jマートへ灯油を買いに行く。1L72円は安い。18L、3缶買った。それ以外に車の足部シートを買った。

アダージョの森に帰り、芝拾いに森に出る。西空が真っ赤な夕焼けになっていた。これほど赤く染まった夕焼けも珍しい。写真を撮る間もなく、ただ見つめているだけだった。少し薄暗い中、2人で、柴拾いする。あっという間に柴が集まった。

部屋に戻り、食事の準備だ。今夜はハンバーグ。その横で、私は今日収穫した大根を使って、イカと大根の旨煮を作ることにする。これは明日の朝食用だ。

そうこうするうちにハンバーグが出来上がった。久しぶりに少し太めの美味しいハンバーグを味わうことができた。