秋が深まってくると雑木林の木々の実が色づいてくる。
これはアオハダ、赤い実が美しい。
樹皮が薄く、爪先で削ぐと青緑色した内皮が現れるので、青膚(アオハダ)と呼ばれる。
枝という枝に美しい実をびっしりつける。
アオハダは雌雄異株なので、もちろん実を着けるのは雌木だ。
雑木林にアオハダの個体数は多いが、どうしたことか、雌木は至って少ない。
しかも、背が3m未満のような小さい木では、まだ花も実も付けないので、それ以上にならなければ雌雄はわからないので成長を待たねばならない。
それで、庭~森を歩いてアオハダの雌木を見つけたときには、喜びはひとしおだ。
これは、進入路に覆いかぶさるように生えているアオハダ雌木
これは、南側に生えているアオハダ雌木、だいぶ大きくなっている。
南ガーデンで休憩するときのテーブルはアオハダの陰になって涼しい。
鹿避けネットがうるさいな・・
これは、アオハダの雄木、もちろん実は着かないが、
秋の黄葉は美しい。
アオハダ(青膚)
学名:Ilex macropoda
モチノキ科 モチノキ属