フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

紅葉の一番手 ヤマウルシ

2014-10-21 | 八ヶ岳

山で一番早く紅葉する樹木はヤマウルシだろう。アダージョの森に戻ると、大きなヤマウルシの木はすでに葉が散りかかっていた。

ところが足元に生えているヤマウルシの苗は、立派に紅葉していて、思わずハッとさせられる。

山に生えるウルシから名づけられた。ウルシの仲間だが、漆塗りには使われない。ウルシを採るのは単にウルシだ。
肌の弱い人は樹液などに触れるとかぶれるのに要注意だ。

学名: Rhus trichocarpum
ウルシ科ウルシ属


薪ストーブに火を入れる

2014-10-20 | 日記

今日は、午前中は曇り空だったが、昼からは雨が降り出してきた。朝7時の外気温は9度だったが、その後もあまり上がらなかったので、なんとなく肌寒い。

それではと、薪ストーブに火を入れる。久しぶりの薪ストーブは、なんと暖かく、楽しいことか。
火を見て温まっているだけではもったいないので、夕食用のおでんを煮ることにしよう。

具材を鍋に入れて薪ストーブの上に載せる。フルートを2時間ほど吹いている間に、丁度いい具合になってきた。竹輪ばかりに見えるが、もちろん大根やこんにゃくも入っている。

お風呂で温まってから、ゆっくり夕食を愉しむことにしよう。

 


紅葉の八ヶ岳・清里へ戻る

2014-10-19 | 日記

八ヶ岳登山を終えた後、大阪では、肺炎球菌ワクチンを接種したり、94歳の妻の母を訪ねたり、お墓の掃除に行ったり、友人と出会ったりしているうちに、あっという間に3週間が過ぎた。

そろそろ清里の紅葉が美しくなってくる頃なので、母の介護をする妻を残して、一人で清里に戻る。

ひょっとすると年末まで清里に滞在することになるかもしれないので、早いが、スタッドレスタイヤに交換した
申し分のない秋晴れの下、走る道は、ほとんどガラガラなので、すこぶる快適なドライブを楽しんだ。

長坂ICを降りて、食材を買い出す。八ヶ岳高原大橋から見た八ヶ岳は、どっしりしりとして優美だ。
4時ころアダージョの森に到着。丁度夕暮れ時の美しいときだ。しばらく離れていた庭をじっと見つめる。

 


云十年ぶりの同窓会に出席する

2014-10-18 | 日記

高校同期の同窓会に出席し、「何十年というのも」はばかるほどの遠い昔の旧友たちと出会った。

在籍人員554名のうち70名が集まった。よく集まっているなと思った。
会場は大阪西梅田の「ザ・リッツカールトン・大阪」。開会は夜7時からなので、早めに行こうと6時30分に行くと、ほとんどのメンバーが既に集まっていたのには驚いた。

全体の同窓会とは別に、3年に一度同期の同窓会が開催されていたが、これまでは出席を見合わせていた。
この年になると、ほとんどの人が第1線から退いているので、気楽に話ができるだろうと思い、今回出席した、というわけだ。

既に何人かの方が故人になっていて、最初に黙とうを捧げた。

幹事の方が1年から3年までのクラスを明示した出席者名簿を作ってくれていて、今日は、2年の時のクラスメンバーが同じテーブルに座った。
おもむろにあたりを見ると、ほとんど全く面識のない顔ぶれだ。

それが、いろいろ話しているうちに、その当時の面影がだんだ浮かんできたのが面白い。
かくしゃくとしている男性も、若かりし頃の姿が、ふっとでてくる。

私も忘れてしまってるような話が出てきたり、あれやこれやで懐かしい会合だった。
同期とは別に、個別に集まっている人達もあるし、東京在住者の集いもあるという。
今なお現役で香港で活躍しているY君から「是非ご夫婦で香港に遊びに来てください」との誘いも受けた。

光陰矢の如し、思えば遠くへ来たものだが、若かりし頃を語り合っていると、不思議と「今を元気に生きていこう思う力」が湧いてきた。


すくっと立って風になびく姿が美しい シュウメイギク

2014-10-17 | アダージョの森

秋に明るい菊、とはなんともうまい命名だ。確かに、物寂しくなる秋に明るく咲く花だ。しかし、シュウメイギクはキクとつくものの菊とは全く関係がない、キンポウゲ科の花だ。森の中の日当たりのいいところに、シュウメイギクがスクッと立ち上がり、風に揺れている。ピンク色と白色だ。最近はドワーフ化して小さく育てるものも多い。

実に強い植物で、ほとんど植えっぱなしにしているが、毎年、根を伸ばして周辺に少しずつ増えている。
わが国へは古い時代に中国から入り、京都の貴船地方に野生化したものが見られ、別名貴船菊とも呼ばれている。

学名:Anemone hupehensis var. japonica

科名:キンポウゲ科 イチリンソウ属