フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

雑木林の足元に小さなスズランが咲いた

2017-05-26 | アダージョの森

♪ ある夏の夜 静かな森を
ひとり歩くとき 何処ともなく
ただようその香 すずらんの花よ
ランディシー ランディシー
やさしい 乙女よ
ランディシー ランディシー
こそ ♪

スズランはドイツスズランと日本スズランがあるが、日本国内では大体園芸種のドイツスズランといわれている。
それをどう見極めるかというと、ひっくり返すとわかるといわれている。
花の中が、白ければ日本スズラン、赤ければドイツスズランといわれいてる。
私の庭に生えているスズランをひっくり返してみると、白かったんで、これは日本スズランということかな。

ところで、JR中央線に乗ると大阪から来て諏訪を過ぎると「すずらんの里」という素敵な名前が付いた駅がある。

その昔はよほどスズランが咲いていたのであろうか。

 


ブルーベルが溢れる森を夢見て

2017-05-25 | アダージョの森

イギリスのブルーベルの森の美しさは目を瞠るものがある。

イギリスに在住しているichihimeさんの「英国日記」で紹介されています。
それに憧れ、アダージョの森でも、少しずつ「イングリッシュ・ブルーベル」を増やしてきている。今年は、少しだけ雰囲気が出てきたかなといいう感じだ。

ところが、日本で「イングリッシュ・ブルーベル」と名札を付けて売られてる球根は実際は、「スパニッシュ・ブルーベル」かそれらのハイブリッドとのことらしい。

当分はそれらの違いにあまり神経質にならずに、雑木林の中に少しずつブルーの色彩が増えていくことに心を配りたいと思う。

八ヶ岳清里の雑木林は冬は極寒でしかも異常に乾燥しているという土地柄だ。
ブルーベルは湿潤な環境を好むという。そのせいか、どうも背丈も低く、一株あたりの花数も少なそうだ。
それでも、まとまって咲くと、森の中にブルーの幻想的な空間が生まれてきたのが嬉しい。


初夏の八ヶ岳界隈の景色とフルート三重奏

2017-05-24 | フルート

今日(23日)は八ヶ岳のフルート仲間と月1回の三重奏練習日だ。練習は午後からだが、少し家を早く出て、八ヶ岳周辺の景色を楽しむ。
まずは、清泉寮へ登る道(ポールラッシュ通り)から八ヶ岳の眺め。

いい天気だったので、往復の八ヶ岳高原道路からの見晴らしは最高だ!
のんびりした牧場を見ると心が広がる。

ヤマナシノキが咲き始めていた

八ヶ岳が眼前に迫る

フルート三重奏の練習会は、Yさん宅で行った。
<練習曲>
1ウィーンはいつもウィーン
2花
3クリスマスメドレー

今回で2回目だが、少し忘れてしまっているので曲の感じを取り戻すのに時間がかかった。
曲の流れはよくなったがまだピタッと合ったというのではない。互いに相手のパートをよく聞くことだ。

練習が終わってYさんの庭を見せてもらった。赤色の濃いツツジが満開だった。

八ヶ岳高原大橋から見た夕暮れの富士 どっしりと荘厳だ

満開の藤の花と八ヶ岳 裾野の美しさが好きだ



初夏の陽射しを受けて、草刈に汗を流す

2017-05-23 | 

「農業とは雑草との戦いだ」地元の農家Aさんの言葉だ。

「草は、種を作らせず、背の低いうちに刈ったほうがいい」と言われていたが、遅くなってしまった。
ようやく重い腰を上げて、草刈に取り掛かった。(これは5月22日のことです)

これから、月に1度はやらなければならない。汗を流しながら、やり終えると、畑回りがすっきりした。

見渡すと、近くの畑には、誰もいない。初夏の高原に爽やかな五月の風が吹き抜けた。


日本サクラソウが満開になった

2017-05-22 | アダージョの森

都会で「サクラソウ」として出回っているプリムラ・マラコイデスを見慣れた人にとっては、

「何だこれは」と思うかもしれないが、この花が古くから日本人が親しんできた日本サクラソウだ。

大声や大音響に慣れた現代、ピアニッシモの密かな響きの美しさが、本当に心に残る響きであることを忘れてしまったかのようだ。

江戸時代では荒川の原野に一面に咲いていたという。今では、ほとんどが消えてしまった。

根で広がっているサクラソウの小さな芽が沢山出てきた。いつの日か、春の庭が日本サクラソウで溢れる日が来ることを夢見ている。