フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

樹木と花のバランスが良いMさんの庭

2017-05-21 | アダージョの森

今日はMさん宅の庭を見せていただいた。
鉄平石の石畳が中央でクロスして、いい雰囲気を作っている。
クレマチスはまだ開花していない。

ユキヤナギによく似ているシジミ花

ジャーマンアイリス、アヤメ

黄金シモツケの向こうはロックガーデンになっている

ヤブデマリ

中央には珍しいミツデカエデの大きな木、赤い花をつけているマロニエ、黄金シモツケなどがある。手前は、ロックガーデンと芝生。

今回紹介できなかったっが、家の周りにはブルーベリーやシロヤシオ等の樹木が植えられている。
大株になったシャクヤクが蕾を膨らませてきているので、シャクヤクが毎回になったころまた寄せていただくことになった。

 


アオハダの雄木を伐採する

2017-05-20 | アダージョの森

今日は、先日植えた「オオヤマザクラ」の南前に生えている、アオハダの雄木を伐採した。

5メートルほどにまで成長しているので伐採するのを少し躊躇していたが、「オオヤマザクラ」の日差しを遮るのでは、仕方がない。

ところで、アオハダは秋の黄葉が美しく、それ以上に赤い実が成るのがいい。

もちろんアオハダの雄木は実が成らない。しかも、山の中に「アオハダが100本あれば99本が雄木」といわれているほど雌木が少ないのだ。
それではこのアオハダが何故、雄木とわかるのか、というと、花数が違うように思う。この木は昨年の秋には確かに赤い実が成らなかったのだ。

アオハダの雌木 花数がせいぜい7、8個だ。

アオハダの雄木 花数が10個以上はあり、びっしりとついている。

このところ、森の中のアオハダを下からじっと見つめて、花が着いたかどうか、花の数はどうかを観察している。

地元の農家の方が採れたて野菜を持ってきてくれた。採れたてなので新鮮そのものだ。
先日もホウレンソウなどを頂いたので当分は野菜を買う必要がないほどだ。毎日どんどんいただくことにする。本当にありがたい。


春の雑木林の朝 その2(ヒューケラ、ホスタ、コシアブラ、下弦の月)

2017-05-19 | アダージョの森

雑木林の東側は鬱蒼とした檜林になっていて、庭に朝陽が射しこむ時間が遅い。
今日もようやく朝陽があたってきた。ヒューケラの色合いが怪しさを帯びている。

ホスタ・サガエ、ホスタ・長大銀?にも光が当たってきた。

春の山菜で美味しいものの代表格、コシアブラも見る見る葉を展開させている。

コナラの新緑(右)はことのほか美しい。見る角度によっては、銀葉に見える。空には下弦の月が残っていた。
静かな朝の風景は心を和ませてくれる



ナニワイバラが満開の庭(Kitahoさん宅を訪ねる)

2017-05-18 | 庭探訪

今日もいい天気になった。
朝11時からのフルートレッスンに向け、8時半から10時まで、音階練習をやってから、レッスンを受ける箇所をおさらいする。
明野の鈴木フルート教室では、ケーラーMedium DifficultのNO10の2回目。
一通りは何とか吹けるのだが、テンポとリズムがひどいものなので、メトロノームでテンポを決める。
この練習曲はこれまでのエチュードぽい曲と違って、旋律がいい。前半と後半のテンポが変わるところがうまくいかない。

曲の練習は、BWV1020のAdagio。「伸ばしのところを単に数えているだけでは曲にならないですよ」との指摘を受ける。
先生がチェンバロのパートをフルートで吹いてくれて、それに合わせるという練習をした。まだまだだ。

その後、Kitahoさんの庭を訪ねる。先にお蕎麦を食べに行きましょうということで、台ヶ原宿の「くぼた」に行った。

昼時で人気の店なので、20分ほど待ったかな。蕎麦は自然なコシの感触がいい、豊かな味わいだ、それに、蕎麦の量も少なくないところもいい。

その後Kitahoさん宅へ 「バラ スブニール・ドゥ・ラ・マルメゾン」が咲き始めていた。

「完全に四季咲き木立性としての特徴を備えた代表的なブルボンローズで、花付きが良く横張り気味に茂ります。
管理はHT種などと同様、剪定することを基本にし、デリケートな色彩と美しい花容は見飽きることがありません。
甘いブルボン系独特の香りがあります。和名は「世界図(せかいのず)」。(姫野バラ園)


まだ花が開いていないので弱いが、嗅いでみると確かにいい香りがした。

雑草が綺麗に刈られた南面はナニワイバラが満開になっていた。(写真がちょっとまずいので申し訳ない)

畑ではカモミールがいい香りを放ってる。

Kitahoさんお手製のケーキ(こういうものの作るところが余人とは違う)を頂きながら、花談義は尽きない。

鳳凰三山方面がドーンと見えるデッキからの眺めは最高だ。いつしか5時を過ぎてしまったのでお暇する。
次回は、原種バラが満開になる6月中旬に寄せていただこう。


新緑に輝く雑木林

2017-05-17 | アダージョの森

5月も中旬になると雑木林の新緑が一段と美しくなってきた。

ツリバナ
ニシキギ科 ニシキギ属

学名:Euonymus oxyphyllus

柔らかい薄緑だ。もうすぐすると小さな可愛い実をぶら下げ始める。

ブナ
ブナ科 ブナ属 落葉高木
学名:Euonymus oxyphyllus

八ヶ岳の周辺にはブナがどれくらい自生しているのだろうか。この森には自生していなかったので、数年前に移植した。それが、今では、日陰であることをものともせず、グングン大きく育ってきている。

昨年両側の樹木を伐採していただいたので、すっかり明るくなった「道」

新緑といっても「緑」一色ではない。庭の椅子に座り、薄緑、黄緑から赤っぽいもの、コナラの銀葉など、その色合いの違いをゆっくり楽しもう。