日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

番外編:ハマグリ君は天才だ!

2008-02-07 13:02:28 | Weblog

昨日、最終回を迎えたばかりのシリーズの番外編である

ミスした私は、行く先々で (売り場、バック、プラットホームを巡る途中) ありと、あらゆる人々に声を掛けられ、慰められた。

最初は、ほぼ、同時に『未発注』と悟った西村チーフ。

荷物が入ってこない方が、副店長が発注しやすいじゃないですか 

とにかく、今日は、平常心で仕事をして下さい!」

今、思い出しても、泣けてくる。

だが、(荷物がこない、荷物がこない、荷物が・・・水曜日までこないっ) まるで、呪いの呪文を唱えるかのように、『荷物が来ない』というセリフが、 頭の中で、堂々巡りをした。

次は、つばめ君。

プラットホームで出会ってからというもの、めったに話しかけてこない彼が、 声を掛け(コケコッコ)、仕事しにくいのでは?と、気に掛けてくれた。

店長も、明らかに この日、私に気を配っていた。

次は何をしようと思っているのですか?」

・・・だなんて、私が ふらふらとハイジ化し、自分で自分が何をしているのか 分かっていないようだと、案じたからであろう。

あとになって、店長の意図に気付くものの、

「定番商品がはいってこない」 という事実は、(クリスマス前は、お客さんいっぱいで、売れまくるかも~)という、将来に対する明るい展望を一瞬にして奪い去ったのだ。

元気が出る筈もない。

気にせんでええ」

と、三回繰り返した川石さん。

「社員はカップラーメンは買わないで!お客様用に、とっておいて~」 という私に、

まあ、そう、気にしなさんな。失敗は誰にでもある!」

と、慰めてくれた高田さん。

乾物の棚は、いっぱいに埋まってるから、大丈夫!足りる、足りる!」

と、私を安心させようとしてくれた、矢木さん。

ざっと数えただけでも、総勢6名である。

しかし・・・。

どの方の、どの慰めの言葉にも、私は元気がでなかった。

そして・・・。

とことん落ち込んだまま、 フランクフルトのハイジ化したまま、 コーヒーを荷出ししていたハマグリ君に会ったのだ。

「俺は馬鹿です

常日頃、彼は自分で、こう言っている。

ある日、南副店長は、

「俺、お前は馬鹿な振りしてるだけかと思ったら、ホントに馬鹿だった

と言っていた。

「いいか? 面接で『日本の首相は?』と聞かれたら、『小泉さん』って答えるんじゃないぞ! 今は、あ・べ・さんだからな 何か、分からない事を聞かれたら、むやみに答えるんじゃない 『分かりません』と言え 墓穴を掘るより、そのほうがいいぞ

面接試験の為の準備講座らしいが、なんちゅうアドバイス・・・。

また、ある時は、 西村チーフも、パソコンの前で発注操作を説明しながら、

「お前、ホントに分かったんか 一回、聞いて覚える奴おらんぞ! 5回も聞く人もいるからな」

と、ハマグリ君をケナシテ?いた。

勿論、これらは すべて、上司のジョーク。

ご愛嬌。

そして、ただ、何となく、 たわいない御喋りをし、 特別、真剣に悩みを聞くでもなく、 慰めるでもなく、 むしろ、 恐ろしいことが待ち受けているかのような話をして聞かせ・・・

(例えば、副店長は首根っこを掴んで・・うんぬん

思いっきり笑わせ、 気が付いたら、いつの間にか、 元気になっちゃってたあ~ 

うそお~ ・・・という具合に、谷底からぴょ~ンと、空まで舞い上がるかのごとく、 あらら、元気になっちゃってたわ、 笑えるし、 楽しめるし、 仕事も普段通りできそうな気分に知らない間に なってしまっているのである!

こんな風に、周囲を笑わせ、元気にするのが、彼のキャラなのである。

恐ろしい話をし、余計に落ち込ませるようで・・・ 実は、無条件に元気になってました!

その後の私は、普段通り、他のスタッフと話ができたし・・・。

すべて、結果オーライ。

こんな すごい才能を持つ彼を天才と呼ばず、なんと言おうか

ありがとう、ハマグリ君。

君こそ お笑いの・・・ あるいは、落ち込んだ人を復活させる天才だ。

グロッサリーの他のスタッフ誰一人、私を立ち直らせることが出来なかったというのに。

君は、特別な努力なしに、 ごく自然体で偉業を成し遂げるとは・・・。

これを天才と言わず、なんと言おうか?

感謝

最後に・・・。

特筆すべき事実は・・・

ホントの馬鹿は、私です。

Comments (4)
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