日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

お笑いの再会

2008-02-14 12:32:23 | Weblog

2007年1月3日。今年 初出勤だ。

仕事始めは、午後からのシフト。

お店の入り口から深呼吸して一歩中へ足を踏み入れた。

「チャン、チャラチャラリン・・・ ポン チャンチャラリン・・・

なっ・・・何なんだ、このバックぐらうんどミュージックは?

お琴と笛の演奏が流れている。

正月バージョンらしいが、初めて聞く私は、思わず噴き出してしまった!

「違うよ、これ、オープニングの曲!

と、カトちゃんがハマグリ君に叫んでいた日々が、果てしなく遠い。

ジャンジャンじゃ~んという、行進曲のようなクリスマスソングがBGMだったのは、つい一週間ほど前ではなかったか

時間の流れというのは、実に早い。

 

さて、B番は 私一人かなあ・・・?と思っていたら、梅子さんが、更衣室へ入ってきた。

私一人かと思った!と、お互いに言いつつ、挨拶を交わす。

「明けまして おめでとう ございます。今年も宜しくお願いします!

 

売り場へ降りて行くと、副店長が荷出しをしていた。

「明けまして おめでとう ございます。新年早々、お電話してすみません

(実は、今朝職場に電話して、副店長を呼び出し、オープン前に、そば、こうや豆腐etcのポップを外しておくように命令したのである

バックでは、店長がパソコンに向かっている。

「明けまして・・・今年も宜しく・・・」

新年の挨拶回りにかなりの時間を費やした。(ように思う

挨拶回りをしながら、なんだか、オカシイ・・・と感じていた。

こんなにスタッフは、たくさんいるのに、お客さんが居ない!!

何故? どうして?

 し~ン、と静まりかえった店内は、お琴のBGMのイメージとは程遠い、

正月というよりは、むしろ、通夜のような雰囲気である。

初売りなのだから、ホークスの優勝セール並みにお客様の群れで、大混雑するのではなかったのか!?

とりあえず、梅子さんと倉庫へ行き、年末に確保しておいた在庫を運んできた。

在庫を確認した後、今年初の発注。

荷出しを終え、発注もほぼ終了間際、梅子さんが私を呼びに来た。

「コーヒー入れたから、飲もう!早く来ないと、冷めるよ

なんと、梅子さんは、ポットにコーヒーを入れ、自宅から持参したという。

年末の花岡さんのようだ。

バックへ行くと、西村チーフが紙袋を提げて私を呼んだ。

あっ、鈴木さん、毎回 同じなんですが・・・宮崎の実家へ帰ったので、お土産です。3つの中から、どれでも、好きなものを選んでください」

はにかみ屋のチーフは、相変わらずポッと赤くなりながら、3つの御菓子を両方の手のひらに並べた。

「わあ~い 宮崎って、美味しい食べ物たくさんあるんですよね~。私、チーズ饅頭が好きなんでっす」

私は迷わず前回と同じ御菓子を頂いた。

「じゃあ、それを茶菓子にして、こっち、コーヒーがあるよ

梅子さんのエスコートで、私の他にも高田さんetcが 御呼ばれになった。

勤務中に、なんちゅう幸せ者じゃ。

「コーヒー、もうないの?」

高田さんのセリフに梅子さんは言った。

「全員分はポットにないよ」

けんかをやめて~ 二人を止めて~私のために~」

いきなり、高田さんは歌いだしたのだ。

「わあ・・・懐かしい。 河合奈保子の曲!」 と私。

「えっ 竹内まりや・・・じゃない?」 と高田さん。

「竹内まりや が曲を作って、河合奈保子が歌ってヒットしたんです!」

「へ~。詳しいね」

「この時代は思春期でしたから 私にとっては奈保子や柏原芳江は憧れのお姉さんって感じです」

「可愛かったもんねえ。胸大きかったし

一同、「・・・・・

奈保子のところから、会話に参加した竹輪担当の花岡さんも、絶句した。

「そういえば、紅白の裸踊り、見ましたか?高田さん、喜んで観てるだろうなって思いましたよ!これ、ほんまにNHKって、我が目を疑ったわ。子供に見せたくないよ、子供に 

うちの子、男の子で高校生だけと、抗議がくるよ!って言ってた・・・」

と、花岡さん。

「抗議が750件殺到したってね

ボデイ スーツ着てたらしいけど、リアルで。裸にしか見えない

そうなん そりゃあ 観たかったなあ・・・そこだけ」

話題は、いつの間にか年末の紅白に。

そこへ、カトちゃんがやってきた。

あっ カトちゃん、あんた、良かったよ!北島三郎。盛り上がったやないの」

「はい。前半戦は全く観てないけど、後半の演歌は全部、観ましたよ」

「カトちゃん、あんた、ほんとに19歳 年齢、ごまかしてるんじゃ・・・?」

高田さんと同じ疑問は以前、私も持ったな。あの時は、複数のスタッフに聞き込み捜査をし、事実確認をとったけど?

北島三郎を見るたびに、カトちゃんを思い出すわ」

私がそういうと、全員同意した。

 風雪流れ旅・・・

梅子さんは、そういうと、ブッと噴き出した。

今回の曲目は、『祭り』だったから、まあ・・・紙吹雪は無理かなあ、と思っていた。

ところが、どっこい!色つき紙吹雪が、これでもかあ~というほど、降ってきた時には、家族で大爆笑した。

やっぱり、サブちゃんと、NHKは、こういう演出で意気投合だよね。

そして やはり・・・。

グロッサリーの北島三郎とは、何を隠そう、カトちゃんのことである! 

コーヒーと御菓子、ご馳走様でした。

昨年のシメは、おおとりの北島三郎だったが、

新年の初笑いも、サブちゃんことカトちゃんだった

初笑いをありがとう、みなさん。

 

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