昨日、クリスマス・イブは、今年最後の休みで・・・ 今日から年末12月31日まで、連続出勤となる。
年末は、勿論?全員出勤。
さて、連載記事を書いていた為、最近の様子は書けなかったのだが・・・。
23日は、社内販売で予約しておいた 『薩摩牛』の受け取り日だった。
写真しか見ていないので、実物は、どのような お姿なのか、 興味をソソル。
仕事を終えた私は、 サービスカウンターで先に支払いを済ませ、 精肉コーナーのバックへと急いだ。
精肉のスタッフは、ニコニコした人ばかりだ。
この日、接客してくださった おばさまも、いつも笑顔。 娘さんは留学経験があるそうで、
「娘から、せっかくのチャンスだから、英語の勉強しなさいって言われるのよ」
と、笑いながら、 「Good morning!」
と私に英語で挨拶する方だ。
ここでは、彼女の事を『いつも笑顔』にちなんで、仮に『ペコちゃん』と呼ぼう。
申し込み書を手渡すと、 「老眼がいるねえ・・・」 と、言いながら、申し込み者リストを開き、私の名前を探していた。
「う~ん」
「・・・」
なかなか、見つからないようである。
そこへ、精肉のチーフ、江原さんがやってきた。
この お二人・・・絶妙なタイミングでギャグをとばす名コンビである。
ある日、ペコちゃんが、
「もう!しょうがないねえ、しょうが!」
と言うと、江原チーフが、
「でたあ~。おばさんギャク」
と、やり取りしているのを偶然、通りかかった私は目撃した。
この日も、やはり、江原チーフは、
「もう、駄目だねえ・・・ペコちゃんは・・・もう、いいよ」
と、呟きながら、リストを彼女から、受け取った。
チーフも かなり長いことリストを眺めていたが、 私の名前は すぐには見つからないようである。
「あの・・・、私、受け取り日、今日で良かったんでしょうか?」
「はい、いいですよ。23日です」
(薩摩牛のリストではなく、チキンのリストをペコちゃんが探していた為、すぐに見つからなかったのでした)
こうして、お肉を受け取った私は、チーフに言った。
「あの・・・私、前から思ってたんですけど・・・」
「・・・?」
「オーラの泉の・・・スピリチャルカウンセラーの江原さんに、 似てますね」
「・・・」
ペコちゃんは笑い出した。
「知ってる、知ってる、オーラの泉の江原さん! チーフも、オーラが出てるよ きゃはは・・・」
「・・・」
無言で固まっているチーフに、理由を述べた。
ちょっと、恥ずかしい?けど。
「 いつも温和で、ニコニコしていて、癒し系というか・・・」
それに、悩みを相談すると、じっくり話を聞いてくれそうである。
これは、言わなかったが。
すると、チーフは、ようやく いつもの笑顔になり、
「何をおっしゃるんですか」
まあ、分かります。
部署も違うし、ほとんど話したこともないのですから。
いきなり、「お~らの泉・・・」 と、言われれば、面くらうでしょう。
さて、いよいよ待望の『薩摩牛』とご対面。
末永さんと梅子さんの前で、披露した。
「じゃ~ン」
三人、一斉に袋の中を覗き込む。
霜降り肉で、上等そう。
けど、高い。値段が・・・。
年に一度のクリスマス。
他のお肉と交ぜて、すき焼きをし、家族で奪い合う・・・じゃなかった、
「ど~れが、本物の薩摩牛か、当ててみよう」
「お箸に薩摩ちゃんが、引っかかった人は、超らっきーゲームだあ」
これこそ聖夜の夕食にふさわしいではないか
アーメン